こんにちは、『みらはつ』です。
9月に入り台風の発生頻度が増えて、今月のキャンプが心配です。
先日ブルーシートならぬシルバーシートで自転車カバーをDIY自作したので、その作り方を紹介します。
材料代のみなので既製品よりも安くて、丈夫で長持ちします。
2021年10月11日更新
新しい自転車カバーの作り方の記事を更新しました。
『2年もつ耐久性の自転車カバーをブルーシートで自作 熱溶着で簡単DIY』はこちら
こちらの作り方より材料も作業工程も少なくできます。
2023年2月8日更新
2023年、新しくタッカーを使った最強自転車カバーを自作しました。
こちらもご覧ください。
既製品の自転車カバー
自転車は好きなのですが、普段あまり乗る機会がなく玄関に置いておけるように、折り畳みの【DAHON SUV D6 2015】を数年前に購入しました。
20インチの折り畳みですが、6段変速、泥除けも標準装備でちょい乗りには十分です。
昨年は、念願だった息子との自転車旅行で、琵琶湖までの往復を走破した愛車です。
今年に入り、家族も使う機会が増えたので、外に置くようになったのですが、外に雨ざらしで置いておくのがイヤで、4月に自転車カバーを購入しました。
最近、雨がよく降っていたので気にかけていたのですが、 先日、この自転車カバーが破れていることに気付きました。
買ってから5ヵ月しかたっていないのに、もうやぶれた・・・
確かに購入するときチェックしたレビューに「しっかりしている」の書き込みと同時に「 薄いです。 」もあったので、どうかなー?と思いつつ、安さにひかれて購入したのですが、やぶれるまでが予想外に早かったです。
ブルーシートで自作
また同じものを買っても5ヵ月?
他の商品探すか?
けど同じような値段のやつは、また薄くて半年持たずやぶれるんかな?
高いやつはホント高い・・・
高いやつ買って5ヵ月しかもたなかったら、もっとイヤや!
ならばいっそ、安いブルーシートで作るか!?
次の休みにはコーナンにおもむき 1.8×1.8m 298円(税抜き)のブルーシートを購入。
いわゆるザ・ブルーシートです。
工事現場を連想させる青さです。
けど、前回購入した自転車カバーの薄さを比較すると、全然違う!
これや!これで行こう!
躊躇なく、自信満々で自作開始です。
そして数時間で完成!
さっそく被せると、サイズもぴったり。
もう雨も大丈夫!
・・・だったのですが、奥さんからまさかの
「なんか青すぎてイヤ。」とクレームが・・
ええ? だって、そらブルーシートやもん。
けど、自転車は玄関前に置いており、家の前を通る人から注目度は抜群です。
結局、設置は認められず、他の色への変更要請で、シルバーならOKが出ました。
自転車カバー材料
まずはブルーシートならぬ、シルバーシート、「ご老人に席を譲ろう」みたいな名前ですが、これが メイン材料です。
奥さんがシルバーシート代は出してくれる、とのことですが、ネット上で最安を見つけAmazonで購入です。
コーナンブルーシートよりはちょい割高ですが、ユタカ シート #3000シルバー/ブラックシート 1.8×2.7、送料込みで500円弱です。
シルバーシートは1.8×1.8サイズもありますが、今回はAmazonで売り切れだったため1.8×2.7を購入しました。
表面がシルバーで裏面がブラックです。
そして、今回のDIYで初の試みを行いました。
前から気になっていた「ハトメ」を使うことにしました。
ハトメは100均のダイソーで一式を売っています。
- ハトメパンチ(200円)
- ハトメ替え玉
- レザーポンチ
そしてシルバーシートを接着する接着剤、プラスチック用ボンド GPクリアー です。
よくあるボンドですと、ブルーシート、シルバーシートの材質であるポリエチレンは接着できないと記載がありますが、このGPクリアーはポリプロピレン樹脂、ポリエチレンが接着可能です。
ダイソーで4点、540円購入です。
後はハトメ同士を留める自宅にあった結束バンドです。
自作工程
制作の流れは
- シルバーシートをほぼ正方形にカット
- 表面が内側になるように半分に折る
- ポンチで等間隔に穴を開ける
- 開けた穴にハトメを留める
- シートの縁をGPクリアー(接着剤)で接着
- 接着材が乾かないうちに結束バンドで留める
- 接着剤が固まったら、シルバーシートを開いて表にひっくり返す
シルバーシートをほぼ正方形にカット
購入したサイズは、1.8m×2.7mと ボクのDAHON SUV D6には少し大きすぎるので、カットします。
シルバーシートの仕上がり寸法は1.7×2.5mなので、1.7m辺はそのままで、2.5m辺を1.8mほどにカットします。
今回ボクの自転車はDAHON SUV D6なのでカットしましたが、インチの大きな自転車ならカットせずそのまま使うか、カット幅をもう少し縮めて作成した方がいいかと思われます。
表面が内側になるように半分に折る
ほぼ正方形にカットしたら、半分に折り畳み、合わせた縁を等間隔にポンチで穴を開けていきます。
ポンチで等間隔に穴を開ける
今回ダイソーで購入したハトメ、ハトメパンチは7mmなので、それに合わせてポンチも7mmを用意しました。
ダイソーでは7mmのほかに10mmのハトメもありましたが、10mmではハトメパンチがなく、叩いて留めるタイプでした。
ポンチも今回用意した7mm+2mmのセットのほかに、8mm、6mm+3mm、5mm+4mmがありました。
ポンチも使うのが初めてですが、一番下に工作用マットを敷き、ダンボール、シルバーシート、ダンボールの順に重ねて、穴を開けたい(ハトメを作りたい)箇所を決めたらハンマーでポンチを叩き、ダンボールごと一気に穴を開けます。
今回は7mmのハトメを使うので7mmのポンチを使います。
開けた穴にハトメを留める
続いて穴を開けた箇所を1ヵ所ずつ、ハトメをハトメパンチで留めていきます。
ハトメパンチでは最後うまく留まらなかったので、表にならない面をハンマーで軽くたたきバリがないようにつぶしていきました。
ハトメの穴を合わせてGPクリアー(接着剤)で接着
開けた穴、すべてにハトメを留めたら、ハトメとハトメの位置を合わせて、GPクリアーで接着していきます。
接着材が乾かないうちに結束バンドで留める
完全に接着剤が固まらないうちに結束バンドで端と端を留めていきます。
大きな袋のでき上がりです。
接着剤が固まったら、シルバーシートを開いて表にひっくり返す
完全に接着剤が固まったら、シルバー面が表になるようにひっくり返し完成です!
まずまずのできかと。
DAHONにかぶせると長さはちょうどいいが、前輪の下が浮いてしまい、高さが少し短いような?気もしますが、これなら問題ないでしょう!
材料費はシルバーシート460円+ダイソー4点540円 ジャスト1,000円でした。
あとはやぶれるまで、どれぐらいもつかですが・・・
またやぶれたら報告させていただきます。
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