こんちには、管理人の「みらはつ」です。
キャンプでプロジェクターを楽しむことを目指して、先日初めてのプロジェクターとスクリーンを購入しました。
今回、まずは家のリビングで楽しむためDIYで環境を整えていきました。
今回こちらの記事では84インチタペストリータイプのスクリーンを100均用品を利用してシワなくピンと張れる方法を紹介します。
プロジェクターを設置する三脚を使ったプロジェクター台の作り方の記事もありますので、合わせてご覧ください。
購入したスクリーン VANKYO 壁掛け式スクリーン
今回購入したのはAmazonや楽天市場で販売されているスクリーンの中でも格安でありながらレビュー評価も高い【VANKYO 壁掛け式スクリーン 84インチ】です。
VANKYOとは格安のタブレットやプロジェクター、ヘッドホンなど販売している中国深圳市のメーカーです。

今回一緒に購入したプロジェクターもVANKYOのものを購入しました。
スクリーンは購入前は大きな布を買って代用すればいいか、と考えていましたが、布って意外と高く、またプロジェクターのスクリーンで探すと意外と安く2,000円台で見つかりましたので専用のスクリーンを購入することにしました。
サイズは悩みましたが、100インチですと横幅2m以上となり、折りたたむことも苦労するかと思い200cmを切る84インチを選択しました。
84インチでもサイズは180×99cmあり今リビングにあるTVが42インチですので、倍の大きさとなり迫力ある映像が楽しめます。
VANKYOのスクリーンの素材はポリエステル92%、スパンデックス8%で伸縮性があり、小さく折りたたんで収納してもほとんどしわになることがありません。
購入して届いたときもコンパクトに畳まれた状態で折り目がついてしまっているんじゃないかと心配しましたが、広げてみるとすっきりしわなくきれいな平面でした。
重量も475gと軽く普通の布と変わらずセッティングも苦にならない重量です。
上下左右の四辺の端はブラックマスクと呼ばれる黒い縁どりがされています。
黒は光を吸収するので境目がはっきりして映像が引き締まって見える効果があります。
四辺のブラックマスク部にはハトメが横辺に4カ所、縦辺に3カ所ずつ、合計10カ所ありフックなどに引っ掛けられる加工がされております。
付属品は白いプラスチックのフックが16個、フックを固定する両面テープが16枚、黒い5mロープが2本付属しており、壁に直接張ったり吊るしたりできるセット内容となっています。
設置環境
設置はリビングのテレビの前にスペースに吊るすことにしました。
テレビ周りにはオーディオセットがあり、テレビの上にスピーカー、下にはウーファーを配置しているのでテレビの前にスクリーンをセッティングすることでスクリーンの背後からスピーカーとウーファーの音を楽しめるようにと考えました。
そのため、スクリーンの設置は梁にフックを固定し、ロープを垂らしてそのロープにスクリーンを吊るす張り方を考えました。
100均用品を使ってスクリーンをシワなく張る方法
用意したものは次の5点です。
全て100均ダイソーで購入できます。
- ネジフック
- 結束バンド
- 115-190cm対応突っ張り棒
- カーテンフック
- 洗濯ばさみ
① ネジフックからロープを垂らす
梁にネジフックをねじ込みロープを2本垂らします。
片方はカーテンレールがあったのでカーテンレールからロープを垂らしました。
ロープの結び目は左右どちらも床から160cmの位置に作ります。
② 結束バンドでハトメに輪っかを作る
スクリーンの上辺下辺のハトメ8カ所すべてに結束バンドで直径3cmほどの輪っかを作って留めます。
③ 突っ張り棒を最大190cmに伸ばす
今回用意した115-190cm対応突っ張り棒はダイソーの200円製品を購入しました。
突っ張り棒の両端についているゴム製のすべり止めを全て外します。
突っ張り棒を最大の190cmの伸ばします。
84インチスクリーンだと、この190cmがちょうどいい横幅となります。
④ 結束バンドに突っ張り棒を通す
②で作った結束バンドの輪っかに伸ばした突っ張り棒を通します。
このとき突っ張り棒を通す結束バンドはスクリーン上辺の内側の2カ所のみです。
2カ所に通したら突っ張り棒を梁から垂らしたロープに引っ掛けます。
⑤ 突っ張り棒の両端にカーテンフックを挿し込む
突っ張り棒の両端は空洞になっているので、そこにカーテンフックを挿し込みます。
突っ張り棒にスクリーンを引っ掛けるフックはいろいろ探しましたが、このカーテンフックの形状が最適でした。
⑥ カーテンフックにスクリーン両端を引っ掛ける
カーテンフックにスクリーン上辺両端の結束バンドの輪っかを引っ掛けます。
広げると、これでもそこそこきれいに張れています!
⑦ 洗濯ばさみでたるみ補正 下辺にも突っ張り棒
⑥まででも十分映像を楽しめますが、もう少しシワを伸ばしたい方はもうひと手間。
ハトメは60cmおきなのでたるみが生じます。
たるんだ部分は洗濯ばさみで補正しましょう。
またスクリーンの下の方は固定されていないので少したるんでしまいます。
下のハトメにも④~⑥の手順でもう一本突っ張り棒を通すと突っ張り棒が重しになって、よりシワが少なくスクリーンをピンと張れます。
まとめ
今回購入したVANKYO 壁掛け式スクリーンは軽くて伸縮素材なのでコンパクトに畳んでもしわになりにくいスクリーンです。
家での設置環境では視聴するたびに毎回セッティングが必要で、そのたびに折りたたむ必要があり、また将来的にキャンプに持っていくにも折りたたんで持っていくので軽くてしわになりにくいスクリーンはボクの使い方にはマッチしました。
設置も上記の方法で慣れれば2~3分もあれば上映を開始できます。
今回100均用品を使ってのスクリーンのセッティングを紹介しましたが、このやり方だと思った以上にきれいにぴんと張った状態で設置できました。
84インチだとダイソーの突っ張り棒がサイズ的にもベストマッチでした。
今回ネジフックや結束バンドは自宅にあったものを使いましたので、実質ダイソーで購入したのは、突っ張り棒とカーテンフック、洗濯ばさみで600円のみです。
誰でも簡単にぴんと張ったスクリーンをセッティングできますので、よかったら試してみてください。
ありがとうございました。
※突っ張り棒やカーテンフックなどは本来の使い方とは違う使用方法となりますので、試される際は自己責任でお試しください。
コメント
私も100均でゴム紐と洗濯ばさみでスクリーンをきれいに張ろうとしていたのですがうまくしわが取れず難儀していたところ、こちらの記事をお見掛けしてだいぶ参考になりました。早速試してみたいと思います。有難う御座いました。