神津嶽ハイキングコース(東大阪市)【枚岡神社】~【ぼくらの広場】まで 駅から歩いて行けて大阪平野から淡路島まで望める初心者向けハイキングコース

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ハイキング

こんにちは、『依存症注意報』管理人の「みらはつ」です。

大阪府と奈良県の県境、生駒山地には数多くのハイキングコースがあります。

主峰の生駒山に一番近い東大阪市にも、ハイキングコースは何本もありますが、中でも神津嶽(かみつだけ)ハイキングコースは電車の駅からも近いので気軽に利用でき、ゴールのぼくらの広場からのながめは生駒山地の中でもトップクラスの眺望をほこる人気のハイキングコースです。

こちらでは神津嶽ハイキングコース【枚岡神社】からの登り口から、【ぼくらの広場】までのコースの目印や、休憩できるスポットなどを写真付きで紹介していますので、こちらを参考にいていただくと、初めての方でも迷わずハイキングを楽しんでいただけます。

また生駒山地には他にもたくさんのハイキングコースがあり、四季折々で自然や草花が楽しませてくれます。

神津嶽ハイキングコースの南にある、「なるかわ谷ハイキングコース」では春には迫力のツツジが「つつじ園」で楽しめます。

神津嶽ハイキングコース概要

神津嶽ハイキングコースは近鉄奈良線 枚岡駅、駅前の枚岡神社からぼくらの広場までの約2.7kmのコースで、所要時間は片道1時間20分~30分で登れるハイキングコースになります。

神津嶽ハイキングコースの特徴は

  • 近鉄奈良線 枚岡駅下車すぐの枚岡神社スタート 駅近なので駅から歩いて行けるハイキングコース
  • 片道1時間20分ほどなので体力に自信のない方でも安心の初心者向けコース
  • 大阪府が管理・整備する「枚岡公園」と「大阪府民の森 なるかわ園地」内のコースなので道が整備されていて歩きやすい
  • トイレや休憩所も複数整備されていて安心
  • 枚岡公園管理事務所の駐車場(無料)を利用すれば車でのアクセスもできる
  • ゴールは大阪平野から淡路島までを一望できる大パノラマの広がる「ぼくらの広場」

初心者にもやさしいハイキングコースになります。

神津嶽コースは「枚岡公園」と「大阪府民の森 なるかわ園地」といずれも大阪府が管理する園内のコースになるので、道も整備されており、休憩所やトイレも複数設置されていて、体力に自信のない方でも自分のペースで休憩しながら登れるハイキングコースになります。

近隣には客坊谷コースや摂河泉展望コースと複数のハイキングコースがありますが、客坊谷コースは神津嶽に比べて傾斜が急なところが多く、摂河泉展望コースは4.0㎞と距離が長い健脚コースになるので、神津嶽のほうが歩きやすくおすすめです。

車で現地まで向かう方にも安心で、枚岡公園管理事務所の駐車場なら無料で利用できます。

スタートは枚岡駅すぐ枚岡神社

神津嶽ハイキングコースは枚岡神社がスタートとなります。

枚岡神社は近鉄奈良線の枚岡駅を出てすぐです。

神社前からハイキングコースに入るルートは、二通りあります。

一つは枚岡神社正面の鳥居をくぐって参道を通り境内を抜けていくルートです。

もう一つは、境内を通らず、枚岡神社専用駐車場の入り口から神社横の一般道を通るルートになります。

どちらを通っても合流します。

一般道を登っていくと右手に小さな池があります。

姥ヶ池』と呼ばれる悲しい伝説のある池で、その前を通ってさらに登ります。

中の谷下

姥ヶ池を過ぎてさらに登ると「中の谷下」という小さな広場に出ます。

この広場から左右に道が分かれ、右の「なるかわ園地」方面に進むと神津嶽ハイキングコース、左の「椋ヶ橋(くらがねばし)」方面に進むと摂河泉展望コースになるので、今回は右に進みます。

右に進むと緑に囲まれ、すぐ階段が始まり一気にハイキングコースらしくなってきます。

ここの階段はけっこう段差が大きく、しかも延々続くのでけっこうな心臓やぶりの階段です。

この階段を登りきると「中の谷上」の看板が出て、また分岐になります。

ここでも左に行けば「椋ヶ橋」、右に行けば「なるかわ園地」に分かれますので、また右のなるかわ園地方面に進みます。

七曲

いったん階段は終わり、ここからは山道になります。

ここからは階段こそありませんが、しばらくけっこう傾斜のきついグネグネとした山道が続く「七曲」といわれる区間に入ります。

最初の階段もきついが、この七曲の坂道もきつい!

傾斜はきつく、しんどいですが、道幅は広いので危険な箇所はありません。

うねうね登っていき、空が開けて標識が見えると七曲は終了です。

神津嶽ハイキングコースの中では、ここまでが一番体力的にしんどいです。

けど、ここまでを登りきると、このあとはここまで以上の傾斜はないので、あとはけっこう心に余裕をもって登ることができます。

七曲からは麓の枚岡神社の枚岡梅園に通じる道があったようですが、今は柵がされて通行止めになっています。

七曲からさらに登っていくとまた分岐に当たります。

「枚岡展望台下」の分岐でここでも左に行けば「椋ヶ橋」、右に行けば「なるかわ園地」なので右に進みます。

ここまでくると枚岡展望台がもうすぐです。

枚岡展望台

「枚岡展望台下」の標識から少し登ると白い屋根の枚岡展望台が見えてきます。

展望台までの急な斜面を登ると、ぽっこりした丘の上にポツンと展望台があるので、視界が一気に開けます。

屋根付きの休憩所があり、ベンチも何脚か設置されているので、ゆっくり休憩できます。

標高268mのまだ中腹ですが、見晴らしは抜群です!

周辺には山桜も生えているので春ならちょっとしたお花見もできます。

ふもとの枚岡神社からは約30分、体力に自信のない方は、まず枚岡展望台まで登ってみるといいかもしれないですね。

枚岡神社神津嶽本宮

枚岡展望台をあとにして、さらに10分ほど登ると石碑としめ縄が見えてきます。

石碑には「枚岡神社創祀の地」と「枚岡神社神津嶽」。

しめ縄の先に坂が続き、小高い山は2~3分で登ることができます。

登る切ると、木々に囲まれたスピリチュアルな空間に小さな神社が現れます。

ここが枚岡神社神津嶽本宮になり、創祀は初代天皇 神武天皇のころなので、なんと紀元前660年代、約2680年前になるそうです。

その後、西暦650年にふもとの今の場所に奉遷されたとのこと。

お参りしてパワーをいただきましょう。

登ってきた坂道の反対側にも道があり、山の反対側に下りて、ハイキングコースに戻ることができます。

神津嶽ふれあい広場

枚岡神社神津嶽本宮からハイキングコースに戻り5分も歩くと、休憩所が見えてきます。

ちょうどらくらく登山道と交わる地点となり、トイレも設置された大型休憩所のある標高304mの神津嶽ふれあい広場になります。

ここまでで標高304m。

らくらく登山道はなるかわ谷コースから神津嶽コースにわたる南北2.7kmの舗装された遊歩道になり、神津嶽ふれあい広場はらくらく登山道のスタート地点から一番遠い休憩場にもなるので、大型の休憩所となります。

トイレも水洗です。

「神津嶽ふれあい広場」から「ぼくらの広場」方面に進むには、いったん舗装された「らくらく登山道」左に数十mほど進み、コンクリートの階段を上ってまたハイキングコースにもどります。

ここから次の「なるかわ園地休憩所」までは約700mありますが、ここまでに比べると比較的緩やから登りが続きます。

なるかわ園地休憩所

神津嶽ふれあい広場を出て15分ほど登ると、上方の空に「防災無線塔」が見えてきます。

防災無線塔

これが見えたら「なるかわ園地休憩所」はもうすぐです。

無線塔の脇を抜けると休憩所とトイレの建物が見えてきます。

なるかわ園地休憩所は標高443mに位置し、舗装されたなるかわ園地管理道沿いにあります。

ログハウス風の休憩所にはベンチとテーブルのほかに簡単な資料も展示されています。

ここもトイレは男女別で、水洗です。

管理道をわたって正面の階段を上ると、ぼくらの広場方面になります。

ぼくらの広場

「なるかわ園地休憩所」から「ぼくらの広場」までは500m、約10~15分ほど、もうひとふんばりです。

途中、山桜の下の東屋(あずまや)や「万葉植物展示園」があります。

万葉植物展示園を過ぎると、すぐトイレの建物が見えてきます。

トイレを過ぎると、開けた原っぱの丘になっていて、この開放的なここ丘がぼくらの広場になります。

丘を登っていくと、右手の視界が開けてきて、その先には大阪平野広がります

標高は524mで、視界が良ければ、淡路島から淡路海峡大橋まで見えます

せっかく登ったら双眼鏡を持って行って、いつもと違う景色をながめてみてはいかがでしょうか?

ボクはハイキングには毎回、双眼鏡を持参して、時間を忘れるぐらい遠くの鳥や植物などの自然や下界の建物やをながめて楽しんでいます。

視界はその日の天気などにより、全く変わってきます。

ここをゴールにする人も多く、ベンチや芝生でお弁当を広げる方が多く見られます。

ここの桜の木の下のベンチが特等席で、広場の中でも一番眺めがよく、大阪平野の眺望を独り占めにしながら休憩できます。

東側からは大阪方面ほどの視野の広がりはないですが、奈良盆地を見渡すこともできます。

森のレストハウス

ぼくらの広場から客坊谷ハイキングコース方面に斜面を200mほど下がると森のレストハウスがあります。

山頂付近の「ぼくらの広場」からは3分ほどで、少しハイキングコースからは外れますが、看板も出ているのですぐわかります。

生駒山の四季折々の自然のパネル展示や自然に関する図書も自由に閲覧できます。

広いデッキテラスもあるので、多くの方がお弁当休憩に利用されています。

「森のレストハウス」前には舗装された「なるかわ園地管理道」が通っており、帰りは少し下ると、客坊谷ハイキングコースに交差するので客坊谷コースで下山すると瓢箪山駅まで下りることができます。

また「なるかわ園地管理道」を客坊谷コースも通り過ぎそのまま下っていくと、前出のなるかわ園地休憩所まで戻ることができますので、そこから神津嶽ハイキングコースで枚岡神社まで下山することもできます。

まとめ

生駒山地には多くのハイキングコースがあり、大阪にいながら気軽に自然を満喫できるハイキングが楽しめます。

東大阪だけでも北から

  • くさかコース
  • 宮川谷コース
  • 辻小谷コース
  • 摂河泉コース
  • 神津嶽コース
  • 客坊谷コース
  • なるかわ谷コース

と7本のハイキングコースが整備されています。

そんな中でも神津嶽ハイキングコース電車の駅からスタートできて、休憩所・トイレも多く設置されていて、眺望も楽しめて、距離も片道2.7kmと歩きやすいので、初心者にもぴったりなハイキングコースになります。

ゆっくり登って、お弁当を食べて休憩して、下りてきても、トータル4時間ほどで楽しむことができます。

ぜひ運動不足解消に、都会の喧騒を忘れてハイキングを楽しんでみてはいかがでしょうか?

ありがとうございました。

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