こんにちは、『依存症注意報』管理人の「みらはつ」です。
キャンプで使う銀マットって、いろんなタイプやサイズが、いろんなお店で売られていてどれを買ったらいいのか、悩みますよね。
こちらでは、銀マットの使い方から、選ぶポイント、おすすめの銀マット5選を紹介しますので、こちらの記事を読むと、自分のキャンプスタイルに合った銀マットが分かります。
ボクはこれまで20カ所以上のキャンプ場でのキャンプ経験から、自分に合った銀マットを見つけ、快適なテント室内でいつも安眠できています。
銀マットの役割
テント内に敷く銀マットの役割は大きく二つです。
- 居住性(クッション性)
- 保温・遮熱性
銀マットはクッションの効いているフカフカしたものが多く、このクッションが効いた銀マットを敷いていると小石や小枝がテントの下にあっても気にすることなく過ごせます。
特に寝るときにクッションが効いていないと寝心地が悪く、どうにか眠れたとしても、次の朝起きると体はバキバキに痛むことになります。
ですので銀マットは厚みがあるほどテント内で快適に過ごすことができます。
また銀マットの銀、この銀色のアルミは輻射熱の高い反射効果があり、
敷くことでテント内の保温と遮熱・断熱を高めてくれます。
使い方 どっちの面が上に向ける?
ではこのアルミの熱反射をどうすれば効果的に保温と遮熱に活かせられるか?
夏ならアルミ面を下の地面に向けて敷いて地熱を反射させ、
冬ならアルミ面をテント室内、つまり上側に向けて敷いて熱を室内に反射させる、のが有効な敷き方になります。
選ぶポイント
銀マットの選ぶポイントは
- タイプ
- サイズ
- 厚み
の3点から自分のキャンプスタイルに合ったものを値段と相談して選ぶことになります。
タイプ
銀マットのタイプは大きく4つのタイプがあります。
- 折りたたみアルミシート
- ロールタイプ
- ジャバラ折りたたみタイプ
- 折り畳みウレタンアルミタイプ
折りたたみアルミシートタイプ
このタイプはいわゆるレジャーシートにアルミが貼られているだけのタイプなので厚みは2~3mmほどと薄くほとんどクッション性はありません。
アルミの保温と遮熱の効果のみのためクッション性、断熱性がほぼないので、こちらを使う場合は別にウレタンマットの用意した方が快適に過ごせます。
ロールタイプ
収納時にくるくるっと巻き上げるタイプです。
巻き上げると大きな筒状になります。
このタイプの特徴は、
- 安くて大判なものが多い
- あまり厚みのあるものがない(厚みがあると巻き上げられない)
- 巻きグセが付くので、広げたときに端が浮いてしまう
- 巻いたときに裏面と表面が密着する(汚れる面ときれいな面が触れてしまう)
になります。

ジャバラ折りたたみタイプ
ジャバラ状に折りたためる折り目が付いているタイプです。
銀マットと言えば今はこのタイプが主流になっていて厚み、サイズともに種類が豊富です。
特徴としては
- 厚みのあるタイプから薄めのものまで種類が豊富
- ロールタイプに比べ、厚みなくコンパクトにたためる
- ロールのようにクセが付かないのでフラットに広げられる
- たたんでも表面と裏面が触れない(汚れる面ときれいな面が触れない)
になります。

コンパクトな収納性と扱いやすさから、これから購入される方、特にファミリーキャンパーの方にはジャバラタイプがおススメです。
折り畳みウレタンアルミタイプ
凹凸のあるウレタンマットにアルミ加工されているので厚みがあり、クッション性と断熱性を備えています。
ほぼ一人用が主流で、一人用だと幅50cmほどしかありません。
複数人が寝れる大判なものもありますが選択肢は少ないです。
一枚でロールやジャバラ銀マットの倍以上のお値段がしますが保温力もあり一枚でほかのタイプ以上の寝心地が得られます。
ファミリー用にテント内をすべて敷きつめるにはかなりの出費が必要ですが、バイクキャンパーのような荷物を減らしたい方にはイチオシの銀マットです。

サイズ
販売されているサイズは様々です。
一人が寝るだけに必要な180×50cmぐらいのものから二人がゆったり寝れる230×120cmのものまであります。
230×120cmだとセミダブルベッドとほぼ同じ大きさになります。
大きくなればなるほどテント内に敷き詰めることができ、快適な居住空間を作れますが、その分、収納時の大きさも大きくなるので自宅での収納や車への積み込み時に大きくスペースが必要となります。
どれぐらいのサイズの銀マットが必要か?はキャンプスタイルによりますが小さなお子さんがいるファミリーキャンパーには、インナーテント内は敷きつめるスタイルをお勧めします。
厚み
銀マットの厚さは、厚くなるほどクッション性が上がるので、テント内の快適性に直結します。
またフカフカのウレタンや発泡ポリエチレン部分は厚みがあるほど断熱効果も上がりますので、自宅での収納や車への積み込みが可能であるならできるだけ厚みのあるものを選ぶことが快適に過ごせるポイントの一つになります。
暑さの種類は3mm、5mm、8mm、10mm、15mm、18mm、20mmと多彩です。
テント内で快適に過ごすには、最低でも8mm以上のものを選びましょう。
わが家は8mm銀マット + 15mmのキャプテンスタッグ EVA フォーム マットをインナーテント内に敷きつめて、冬場はさらにホットカーペットをプラスします。
それでもさらなる居住性を求めて、今の銀マットがダメになったら、次は15mm以上の銀マットを買おうと考えています。
ホームセンターで売っている銀マット
銀マットはいろいろなところで販売されていますが一番手っ取り早く購入できるのはホームセンターになります。
レジャーやアウトドアコーナーに行けば見つかりますが冬だと保温用品として暖房器具コーナーに並ぶこともあります。
ホームセンターでは主にロールタイプかジャバラ折りタイプが主流になります。
大手ホームセンターの取り扱い銀マットを調べてみました。
今はどこのホームセンターでも取り扱いがありますが、主流はファミリー向けの大判で、厚み8mmか5mmのものになります。
そんな中ビバホーム、DCM、ロイヤルホームセンターでは、厚めの15mmのタイプも取り扱いをしていました。
キャンプ用品メーカーの銀マット
キャンプ用品メーカーでも銀マットは販売しています。
キャプテンスタッグやハイランダーといった有名メーカーも販売しています。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) シルバーキャンピングジャバラマットL M-3316 | 2000×1200×厚さ8mm | 3,080 | 折り | https://www.captainstag.net /products/M-3316.html |
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) シルバーキャンピングシート 2畳 M-3314 | 1800×1800×厚さ2mm | 1,760 | 畳みシート | https://www.captainstag. net/products/M-3314.html |
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) シルバーキャンピングマットLL M-7951 | 2000×1500×厚さ8mm | 4,400 | ロール | https://www.captainstag.net /products/M-7951.html |
Hilander(ハイランダー) 極厚20mm アルミマット UK-25 | 横1800×縦1000×厚20mm | 2,599 | 折り | https://www.naturum.co.jp/product/?itemcd=7000329&categoryid=0 |
BUNDOK(バンドック) アルミ ロール マット サイズ LL | LL W2000xD1200xH8mm | 2,200 | ロール | http://kawase-net.jp/ products/post-3606/ |
BUNDOK(バンドック) アルミジャバラマット LL | LL 1850×1200×5mm | 2,750 | 折り | http://kawase-net.jp/ products/post-3630/ |
キャラバン(Caravan) ロールマット 10mm L 4116 | 1800×500×10mm | 3,464 | ロール | https://www.caravan- web.com/product/4116/ |
上記は公式HPの定価なので、ホームセンターのお値段に比べると少々割高ですが、楽天市場やAmazonではホームセンター商品と変わらないぐらいの値段で販売されています。
銀マットはキャンプ用品メーカー製じゃないといけない、という風には思いませんがハイランダーの極厚20mmは調べた中では最厚銀マットでしたので
ぜひ次回購入の際の候補にしたいです。
おすすめの銀マット5選
いろんな銀マットを紹介しましたが、おススメの銀マットを5選を紹介します。
① ビバホーム EVAアルミロールマット
ホームセンター ビバホームで販売されているロールタイプのEVAアルミロールマットです。
ビバホームのオリジナルになるので、ビバホームでしか購入できません。
他の銀マットは発泡ポリエチレンという素材がよく使われていますが、こちらは発泡EVAフォームが使われており、ポリエチレンより密度が高く柔軟性と弾力性があります。

ロールタイプなのが残念ですが、厚みは10mmあり値段も安いので、わが家のカマボコテントではリビングスペースのこたつ下で愛用しています。
サイズは長さ195cm×幅58cm、97cm、117cmの3種類です。
② ユーザー 折りたたみ式 15mm 極厚アルミレジャーマット
一般的な銀マット8mmの約2倍、15mmの極厚銀マットです。
15mmあれば多少のデコボコも気にせず快適に寝れます。
また8mm厚を2枚買うよりも断然お得でコスパにも優れています。
サイズは長さ180cm×幅60cm、100cm、120cmの3種類があります。
60cm
100cm
120cm
ユーザーって聞いたことないメーカーだな、と思っていたのですが、調べてみると大阪にあるアウトドア用品や家庭用品を中心に製造販売されているメーカーさんでした。
Amazonや楽天市場で銀マットを調べると、かなりユーザー社の銀マットは販売されていて、大手ホームセンターでも取扱い販売されていましたので、ユーザーの銀マットの国内シェアはかなり高いのではないでしょうか。
③ Hilander(ハイランダー) 極厚20mm アルミマット UK-25
ハイランダーはアウトドア用品・釣り具用品の大手ECショップナチュラムのオリジナル アウトドア ブランドでコスパに優れた商品が多くて有名です。
車への積載性を無視した銀マット史上最厚のユーザーの15mmを上回る、極厚20mm アルミマットです。
これだけの厚みがあれば、これ一枚で保温とクッション性は確保できますので底冷えや床の方さで眠りを妨げられることもありません。
こちらのマットの特徴は厚みとともに、両面がアルミ貼りされています。
そのためすべりやすいのでは?と感じられますが、両面に滑り止め加工がされていますので安心です。
サイズは長さ180cm×幅100cm、60cmの2種類です。
折りたたんだ時のサイズは幅100cmか60cm×奥行き29×厚さ11cmとやはりかなりかさ張りますが、ここまで厚いと高さ11cmの簡易ベンチにもなります。
荷物の多さを気にせず、断熱性と寝心地を求める方にはおススメです。
④ THERMAREST(サーマレスト) マットレス クローズドセルマットレス リッジレスト ソーライト
サーマレストはアメリカで約50年の歴史ある老舗マットレスメーカーです。
絶対的な品質で世界中の登山家やキャンパーから支持されています。

こちらのリッジレストも1986年から35年も支持され続けてきたクローズドセルマットで、もうこれを買っとけば間違いないレベルの銀マットです。
15mmの厚さながら、アルミに反射した熱を、独自の形状の凹凸に閉じ込めるので保温性は抜群です。
S、R、Lの3サイズがありますが、幅は51cm~63cmなのでいずれも一人用です。
タイプはロールタイプになりますが、この幅のマットだとそんなに巻き癖も気になりません。
まさにソロキャンパー最強の銀マットです。
⑤ WAQ キャンプマット 1人用 レジャーシート アルミ加工 XPE フォーム マット
2017年に設立された、日本初のアウトドアブランドWAQ(ワック)。
歴史は浅いブランドですが、高品質でリーズナブルなラインナップで新進気鋭の人気アウトドアブランドです。
アウトドアワゴンやコットやランタンが人気です。
そんなWAQのアルミ加工 XPE フォーム マット、18mmのXPEフォームで抜群の保温性のマットです。
もちろんアルミ加工されているので、体温を反射させてくれます。
サイズは一人用なので、広げて1820×570×18mm。
ジャバラ状に折りたたんで570×150×120mmと非常にコンパクトです。
2人用のマットも販売されていますが、そちらはアルミ加工がされていませんのでアルミ加工の2人用も発売してほしいものです。
まとめ
銀マットはキャンプのテント内で快適に過ごすには欠かせないアイテムです。
キャンプでいい睡眠をとるためにも、できるだけクッション性のあり、保温に優れた、厚みのある銀マットを選びましょう。
いい銀マットを選ぶと、テント内での過ごし方も非常にリラックスできますので、ぜひ自分にあった銀マットを探してみてください。
銀マットの下に敷くグランドシートについても記事を書いていますので、よかったら読んでみてください。
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