こんにちは、『アウトドア 依存症注意報』管理人の「みらはつ」です。
一人で山に登ったり、キャンプに行って、絶景を前に写真を撮るとき、自分も写真に納まりたいと思ったことはありませんか?
そんな時は、今さらですが「自撮り棒」です!
けど、自撮り棒なんて若い子のものでしょ…
と思うかもしれませんが、これが使ってみたら、便利で写真の構図がぐっと広がり、満足のいく写真が撮れるようになります。
登山だと、できるだけ荷物は少なくしたいところですが、今回紹介する『Velbon(ベルボン)Coleman セルフィーマルチスタンド』だと、軽量で折りたたんだらめちゃくちゃコンパクトになるので、ザックの荷物のすき間に滑り込ませておけます。
しかも「自撮り棒」としてだけでなく、なんと「三脚」にもなるんです。
三脚となると遠隔操作も行いたいところですが、スマホとBluetooth接続できるリモコン付きなので、自撮り棒でも三脚でも、いつでも撮りたいタイミングで撮影することができます。
何度か山に持っていって使い感じたことは、もっと早く買って使っておけば、もっといい写真がいっぱい撮れたのに…、と後悔しています。
今回は、そんな三脚にもなる自撮り棒『Velbon(ベルボン)Coleman セルフィーマルチスタンド』を紹介しますので、ぜひソロハイカー、ソロキャンパーのみなさん、参考にしてみてください。
三脚メーカー『ベルボン』とアウトドアブランド『コールマン』コラボの本格自撮り棒
山に行って絶景を前にしたとき、記念写真を撮るのに三脚が欲しくなる時があるので、三脚を探し始めたところ、なかなか軽くてコンパクトな三脚が見つかりませんでした。
探していく過程で、三脚にもなる自撮り棒があることを知りました。
自撮り棒なら軽くて持ち運びが苦にならない大きさです。
Amazonや楽天市場なんかでは、この「自撮り棒兼三脚」がかなりたくさん売られていますが、何を基準に選ぶか、けっこう迷ってしまいます。
正直、聞いたことがない中華メーカーが大半で、品質は大丈夫か?、どうしようかなぁ・・・と思っていた時に、今回のベルボンの自撮り棒を見つけました。
しかも、あのコールマンとコラボしている自撮り棒だと!?
ベルボンとは、聞いたことがない方もいらっしゃるかもしれませんが、カメラ業界では有名な、60年以上の歴史を誇る日本の三脚専業メーカーです。
そんな三脚の本格メーカーVelbon(ベルボン)が、あの超有名アウトドアブランドColeman(コールマン)とコラボして作った「三脚にもなる自撮り棒」なのです。
Velbon(ベルボン)Coleman セルフィーマルチスタンドとは
今回ボクが購入したのは、ベルボン コールマン セルフィーマルチスタンドです。
Velbon(ベルボン)Coleman セルフィーマルチスタンドの公式紹介ページはこちら
折りたたんだ収納状態で、約215mm、直径約30mmの円筒状で、ちょうどリレーのバトンをちょっと小さくしたぐらい大きさです。
重量は182gなので、スマホぐらいの重さです。
とにかくコンパクトなので、登山の荷物としても、ザックの荷物のすき間に滑り込ますことができます。
取りはずしのできるリモコンが付いていて、また先端にはカメラネジがスプリング式で押すと出てきます。
公式ページではカラーはブラックとホワイトの2色展開になっていますが、Amazonだとグリーンとガンメタリックもあり、4色展開で販売されています。
ハクバの公式オンラインストアでは、4,580円ですが、Amazonだと、ブラックとホワイトは2,700円ほどで販売されています。
Velbon(ベルボン)Coleman セルフィーマルチスタンドの使い方は超簡単
使い方は、ほぼ悩むこともなく直感的に使えます。
Velbon(ベルボン)Coleman セルフィーマルチスタンドの取扱説明書はこちら
Coleman セルフィーマルチスタンドの使い方
自撮り棒なら、引き伸ばして、スマホをはさむ!
三脚なら引き伸ばして、脚を開いて、スマホをはさむ!
だけです。
自撮り棒の状態では脚が収納されていて、軽くロックがかかっているので、三脚として脚(スタンド)を開くときは、脚を1本ずつカチッ、カチッとロックを外してから、開いていきます。
スタンドの内側には補強用に金属のステーも付いていて、かなり頑丈です。
この辺りの作りは、さすがは三脚メーカーの安心感があります。
また地面に接地する脚の先には、滑り止めのラバーも付いています。
先端を引き伸ばすと、スマホを固定する、スマートフォンホルダーがニョキっと出てきます。
スマホホルダーはスプリング効いていて、スマホを強くはさみ込めるようになっていて、幅:56~80mm、厚み:10mm以内のスマホが対応できるようなっています。
けっこう挟む力は強く、スマホを落とす心配もなさそうですが、力の弱い人だとはさみずらいかもしれません。
スマホホルダーは90度回転するので、スマホは縦でも横でも固定できます。
Coleman セルフィーマルチスタンド リモコンの使い方
付属のリモコンはグリップにセットされていますが、簡単に取り外しが可能です。
自撮り棒の使用時はグリップに装着したまま、三脚の使用時は取り外して使えます。
スマホとはBluetoothで接続すると、リモコンを使ってシャッターが切れるようになります。
スマホがandroidの場合は、カメラアプリの設定で、【音量UPボタン】でシャッターが切れるように設定する必要があります。
ボクのOPPOのスマホのカメラアプリだと、こんな感じです。
カメラアプリの【設定】から【音量ボタンの動作】に「シャッター」を指定します。
Bluetoothの接続方法は、ワイヤレスイヤホンなんかと同じです。
①スマホのBluetoothをオンにします。
②リモコンのボタンを長押しすると、緑のLEDが点滅し、ペアリングモードになります。
③スマホのBluetooth設定に【Velbon】が表示されるので、選択すると接続されます。
『セルフィーマルチスタンド』のリモコンは、USBの充電式になっていますので、電池を買い忘れたなんてこともありません。
満充電にすると約20,000回使えるそうなので、たまの充電でも、思う存分リモコンでシャッターを切れます。
またBluetooth接続は、約10m範囲で撮影可能なので、三脚を使っていろんな構図の撮影が楽しめます。
リモコンは約5cmと小型なので、山やキャンプで失くしてしまうと、捜索不能になってしまうかもしれませんが、最悪失くしてしまっても、ベルボンのオンラインストアではリモコン単体でも880円で販売されているので、安心です。
ベルボンの公式オンラインストア ベルボン・ダイレクト|ベルボン部品販売はこちら
カメラネジが標準装備で、アクションカメラなどの小型カメラも使用可能
『セルフィーマルチスタンド』ではスマホホルダーの先端に、UNC1/4インチのカメラネジが搭載されています。
UNC1/4インチのネジは、普通の三脚のネジと同じで、カメラの底に付いているネジ穴にピッタリ合います。
セルフィーマルチスタンドだと、小型のカメラを固定できて、カメラの三脚としても使うことができます。
アダプターがあれば、GoProのようなアクションカメラを装着することもでき、同時にスマホをセットすれば、スマホとアクションカメラを同時に使うこともできます。
実際に山で使ってみた
ベルボン コールマンコラボ『セルフィーマルチスタンド』を実際に山で使ってみた、よかったこと、や注意点を紹介します。
セルフィーマルチスタンドを山で使ってみて、よかった点
よかった点は
- 182gと軽量でコンパクトなので、山に持っていくのにも、気にならない重さ・大きさ
- ちょっとした休憩でも、サッと取り出して撮影できる
- 三脚とリモコンで一人記念撮影ができる
最初は荷物が増えて大丈夫かな?と心配しましたが、ザックのサイドポケットに入れて持っていったところ、この大きさと重量なら気になりませんでした。
また、いちいち取り出して伸ばして、とめんどくさいかな?と思いましたが、慣れれば10秒ぐらいで取り出してスマホをセットして、撮影に入れます。
さらに、これまでなら、一人で記念撮影するときは、スマホを立てかけたり、乗せるところを探して、カメラのタイマー設定してからシャッター押し、撮影位置にダッシュして撮影していましたが、三脚とリモコンを使うとめちゃくちゃ便利で、いろんなアングルで撮影できます。
セルフィーマルチスタンドを山で使ってみて感じた注意点
注意点は、その軽さゆえに、風のある日に三脚として使うとき安定感に不安があります。
平らな地面なら気になりませんが、山やキャンプだと、安定したまっ平らな地面はなかなかありません。
しかもスマホをホルダーに挟んで、三脚を伸ばすと、スマホの重さでどうしても重心が上に来ますので、ちょっとした傾斜や風で倒れやすくなります。
そのため、風の強い日は、三脚として使うのは止めておいたほうが無難です。(使う際は自己責任でお願いします。 ボクも一回倒してしまいました…)
ベルボン・コールマンコラボの自撮り棒は、多彩なラインナップ
ベルボンとコールマン コラボの自撮り棒は、今回のセルフィーマルチスタンド以外にもラインアップが多彩で、セルフィーマルチスタンドを含めて5種類販売されています。
- Coleman セルフィースタンド
- Coleman セルフィーマルチスタンド
- Coleman セルフィースタンド ロング
- Coleman マルチスタンド ロング
- Coleman マルチスタンド 360
の5商品がラインナップされています。
どれもコールマンの名前を冠していますが、何がどう違うねん?、とよくわからないので、主要スペックを一覧表にまとめてみました。
折畳み収納時 | 三脚時(最大) | 自撮棒時(最大) | 直径 | 重量 | 対応スマホ | Bluetoothリモコン | カメラネジ | WEB販売価格 | 発売日 | 特徴 | |
セルフィースタンド | 183mm | 685mm | 740mm | 28mm | 159g | 幅:56~80mm、 厚み10mm以内 | 〇(電池式) | ✖ | 2,980円 | 2019年10月 | 一番軽量でコンパクト |
セルフィーマルチスタンド | 215mm | 840mm | 823mm | 30mm | 182g | 幅:56~80mm、 厚み10mm以内 | 〇(USB充電式) | 〇 | 4,580円 | 2019年10月 | そこそこコンパクトで、 充電式リモコン付き |
セルフィースタンド ロング | 240mm | 1310mm | 1280mm | 32mm | 270g | 幅:56~80mm、 厚み10mm以内 | 〇(電池式) | ✖ | 4,990円 | 2021年10月 | 自撮り棒では最長 |
マルチスタンド ロング | 345mm | 1540mm | 36mm | 565g | 幅:56~80mm、 厚み10mm以内 | ✖ | 〇 | 7,990円 | 2021年11月 | 三脚、自撮り棒としては 想定していない? 一番重い | |
マルチスタンド 360 | 236mm | 1225mm | 1200mm | 31.5mm | 223g | 幅:70~100mm 厚み:13mm | ✖ | 〇 | 4,980円 | 2024年5月 | 「見えない自撮り棒」 機能に対応 |
Coleman セルフィースタンド
セルフィースタンドは、シンプルで、折りたたむと183mm・159gと一番コンパクトで軽量で、値段も一番お手頃です。
コンパクトゆえに、自撮り棒として一番伸ばしても740mmまでしかありません。(ソロなら十分な長さかな)
それでも三脚にもなり、電池式のリモコンも付いていますので、ソロなら活躍の場は多いんじゃないでしょうか。
ただ使うとき、スマートフォンを固定するスマートフォンホルダーをセッティングするのに、工程が多いので、ちょっとめんどくさいというレビューが見られます。
Velbon(ベルボン)Coleman セルフィースタンドの公式ページはこちら
Coleman セルフィーマルチスタンド
今回こちらの記事で紹介したセルフィーマルチスタンドは、セルフィースタンドより、少し長く重くなり、収納サイズ215mm・182gとなりますが、その分、自撮り棒で823mm、三脚時に最長840mm、と長くなります。
しかも、先端にカメラネジも装備されているので、小型カメラやアクションカメラも装着することもできます。
もちろんBluetooth接続式のリモコンも付いていて、リモコンはなんとUSB充電式なので、電池切れの心配もありません。
この軽量さを、充電式リモコンが決め手となり、ボクはこのセルフィーマルチスタンドをチョイスしました。
Velbon(ベルボン)Coleman セルフィーマルチスタンドの公式ページはこちら
Velbon(ベルボン)Coleman セルフィースタンド ロング
セルフィースタンド ロングは三脚として使うと最長1310mm、自撮り棒としては1280mmと、先の2点と比べてめちゃくちゃ長くなります。
ただその分、たたんで収納しても240mm・270gと一回り長く、重くなります。
こちらも、リモコンは付いていますが、セルフィースタンドと同様電池式になります。
ソロだとここまでの長さはいらないかな?とも思いますが、多少重くても苦にならないキャンプなんかでは、大人数での撮影も可能となり活躍してくれます。
Velbon(ベルボン)Coleman セルフィースタンド ロング公式ページはこちら
Coleman マルチスタンド ロング
こちらは最長となりますが、「セルフィー」ではないので残念ながら自撮り棒にはなりません。
コンパクトにたためる三脚です。
6段伸縮で1540mmと十分な長さになる三脚ですが、たたんで収納しても345mm、重さも565gと重量感のある重さになります。
カメラネジは標準で付いていますが、リモコンは付属していないので、完全な三脚です。
付属品としてスマホホルダーは付属しているので、スマホの装着はできます。
重さもあるので、三脚として安定感はあり、コンパクトでスリムな高さのある三脚を求めている方にはお勧めです。
Velbon(ベルボン)Coleman マルチスタンド ロング公式ページはこちら
Coleman マルチスタンド 360
マルチスタンド 360は、360度アクションカメラによる全天球動画撮影時に、「見えない自撮り棒」機能に対応しているので、これを使って撮影するとポールが消えます!(どういった理屈かわからず謎ですが・・・)
カメラネジも標準搭載されていて、1200mmの自撮り棒として使え、1225mmの三脚にもなりますが、リモコンはありません。
収納して236mm、223gと意外とコンパクトですが、動画撮影に特化した自撮り棒なのでしょう。
Velbon(ベルボン)Coleman マルチスタンド 360の公式ページはこちら
まとめ
一人で行く山やキャンプだと、せっかくの記念撮影で自分も写るのに苦労します。
手を思いっきり伸ばして、自撮りしても、思った通りに写りたい絶景におさまらないことも…
そんな時、自撮り棒にもなる三脚、ベルボン コールマンコラボ『セルフィーマルチスタンド』がおすすめです。
自撮り棒でどんな場所でも、風景と自分を写真に撮ることができます。
また三脚を使えば、さらに広い範囲での自撮りが可能になります。
ベルボン コールマン セルフィーマルチスタンドだと、182gとスマホほどの重量で、215mmとコンパクトなので持ち運びは楽で、荷物もかさばりません。
また充電式のBluetoothリモコンも付いているので、撮りたいタイミングでスマホで、ばんばん写真を撮れます。
ソロ登山やソロキャンプで、素晴らしい絶景と一緒に写真に写ってみませんか?
ありがとうございました。
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