こんにちは『依存症注意報』管理人の「みらはつ」です。
白崎海洋公園をご存知でしょうか?
海沿いのキャンプ場は他にもたくさんありますが、白崎海洋公園は真っ青な海にかこまれた岬の中の、真っ白な石灰岩の岩山に囲まれた幻想的な景観のキャンプ場です。
その幻想的な雰囲気のため、和歌山県出身のL’Arc〜en〜CielのHYDEさんのミュージックビデオのロケ地にも選ばれています。
一度は行ってみたいキャンプ場としてキャンプ場選びの段階では毎回候補にあがっていたのですが、風が強いキャンプ場としても有名なため敬遠し続けてきました。
しかし今回ようやく、満を持して行ってきました。
行ってみて感じたのは、「日本のエーゲ海」と言われるだけあって、海の青さに真っ白い岩山が映えて、その岩山の間で設営するキャンプは、ここでしか味わえない幻想的な雰囲気です。
警戒していた風は、今回天候にも恵まれ、かなりマシな2日間でしたが、それでも強く吹き出すとテントがしなるほどでしたので、他のキャンプ場に比べるとやっぱり風の強いキャンプ場であることは間違いありません。
微風の間はまだいいですが、ひとたび牙をむき始めると、何をするのも風向きを気にしながらになったので、しっかり風対策をして出撃されるのが間違いありません。
こちらの記事ではそんな白崎海洋公園キャンプ場を、これまで30カ所以上のキャンプ場を行ってきた管理人が、徹底解説していきます。
白崎海洋公園キャンプ場 基本情報
施設名 | 白崎海洋公園(しらさきかいこうこうえん)キャンプ場 |
住所 | 和歌山県日高郡由良町大引960-1 |
駐車場 | 駐車可能台数::80台ほど ※1予約につき1台まで乗り入れ可。2台目以降は一般駐車場を利用 |
営業期間 | 通年営業 |
定休日 | 定休日なし |
料金 | ●オートサイト(電源付き)全14区画 |
4,000円~/区画 定員8名 | |
●フリーサイト(電源無し)全8組 | |
2,000円~/組 定員5名 | |
●デイキャンプ(電源付き)全2組 2021年4月~ | |
3,000円/区画 定員8名 | |
●ログハウス(大型) 全2棟 | |
30,000円~/棟 定員10名 | |
●ログハウス(中型) 全2棟 | |
20,000円~/棟 定員6名 | |
チェックイン | キャンプ13:00~/施設15:00~ |
チェックアウト | キャンプ12:00まで/施設10:00まで |
レンタル | なし |
支払い | カード利用不可 |
料金はよくある、一人一人に発生する入場料や施設管理料といったものはなく、サイト利用料のみになるのでリーズナブルです。
今回平日に4人で利用しましたが、サイト利用料5,000円のみでしたので、一人当たり1,250円ですみました。
支払いはオンライン予約時も、現地でもカード支払いができず、現地での現金支払いのみになります。
予約
予約方法はキャンプ場予約サイト「なっぷ」からのオンライン予約のみになります。
公式HPもありますが、予約フォームはなっぷ予約ページに飛ぶようになっています。
予約開始は3ヶ月前から可能で、3ヵ月前の毎月1日0時から予約可能になります。
9月の予約ですと、6月1日0時~予約開始になります。
人気の高いキャンプ場ですので、土日、連休はかなりの確率で予約が取りにくくなっていますが、平日は比較的予約は取りやすくなっています。
風の強さの覚悟を試すように、なっぷの予約を進めていくと、同意事項に何項目にもわたってチェックを入れないと予約できなくなっています。
『当園の気象状況の特徴(強風、一時的な突風、越波)についてご理解頂けましたか? 』や『強風覚悟で準備が出来ていますか。※不安な方はご遠慮下さい。』とありますので、しっかり覚悟と準備をして予約しましょう。
キャンセル料は予約日7日前から発生しますので、天気予報をよく確認して、無理せず台風など荒れそうならキャンセルも早めに決断しましょう。
過去には台風で壊滅的な被害を受けて長期にわたって閉鎖していた経緯もあるキャンプ場ですので、命にもかかわるため、このキャンプ場の風は侮らず、現地に行ってからでもヤバいと感じたら、早めに撤収・避難を実行しましょう。
アクセス
白崎海洋公園キャンプ場は和歌山市から南に約30㎞、紀伊半島の西岸ほぼ真ん中あたりに位置します。
大阪からは約120㎞ 1時間30分~2時間とアクセスしやすい距離です。
最寄りのインターチェンジは阪和自動車道 御坊湯浅道路の広川ICで、広川ICからは17.5㎞約25分になります。
海沿いのキャンプ場になりますが、インターチェンジ下りてからは、けっこう山道を走ることになります。
山道を抜けて海が見えると、その先に白い岩山が見えてき、手前のトンネルを抜けると左手すぐに白崎海洋公園があります。
受付は道の駅パークセンター
白崎海洋公園は道の駅にもなっていて、チェックインなどの受付は道の駅のパークセンター内にあります。
白崎海洋公園のメインゲートを入ったらまずは左に進んで道の駅の駐車場に止めて、パークセンターの受付でチェックインします。
このメインゲート横には太平洋戦争当時の人間魚雷「回天」の基地跡の案内板が立てられていていました。
受付はパークセンターに入った正面なので、すぐにわかります。
受付では、当日の風の様子や予報をけっこう詳しく教えてもらえるので、聞いておきましょう。
またチェックイン時に名前や住所を記入すると同時に、ここでも予約時にチェックしたような風に関する同意事項書を見せられ、同意欄にサインを求められます。
パークセンター内は地元の農産品やお土産を売っている売店と、お食事処『紀州の環』が入っていて、しらす丼や海鮮定食が食べられます。
チェックインが終わると、道の駅の駐車場の先にある、キャンプ場専用のゲートから入場します。
夜間、一時的に車でキャンプ場から出るときは、自分でこのポールひねって下ろし外出します。
白崎海洋公園 風情報
今回チェンクイン時に受付の方に聞いた白崎海洋公園の風の特徴をお教えします。
当日、地元の天気予報では風速が6m/sでしたが、だいたい白崎海洋公園では1.5倍の風速になるそうので、6m/s×1.5で約9m/sが白崎海洋公園での風速になります。
この日はかなり天候もよく風もマシな日でしたが、実際、テントを設営し終えたころから風向きが変わり、一時的でしたがテントがしなるぐらいの風に見まわれました。
またこの日は夕方18時ごろがピーク、ということも教えてもらいましたが、これもその通りになりました。
日中15時ぐらいからテントがしなるぐらいの風も吹きましたが、夕方以降は静まり、夜は静かに迎えることができ、就寝時も風音に悩まされることもありませんでした。
2日間滞在中、特に風で感じたことは、風向きは頻繁にころころ変わる、です。
さっきまで海からそよそよ吹いていた風向きが、しばらくするとサイト横の岩山の頭上から吹き下ろしてきたりしました。
特にご飯を作るための火を使う時が一番悩まされ、車を風よけにして調理を始めると、真横から吹き始めたため移動したりしました。
コンロや焚き火には陣幕など利用する方が有効です。
西側サイト
今回チェックイン13時直前に受付してもらうと、好きなサイトを選んでいいと言っていただき、その際西側サイトのそれぞれの特徴も教えてくれました。
まず1番サイトは横がトイレなので、トイレ建物寄りに設営するとトイレが風除けになります。
風が気になり少しでも風よけがほしいなら、1番サイトがおススメです。
ただ、これもトイレ側から吹く風には有効ですが、反対側からや背後の岩山頭上から吹く風にはどうしようもありません。
それでも今回ボクたちは1番サイトを選びました。
最初はトイレの横ってどうよ…、となりましたが、トイレの入り口は道路に面していて、きれいに掃除もされているので臭いもありませんでしたし、サイト数も5サイトなので利用者数が少ないので人の通りも気になりませんでした。
また1番サイトは翌朝、日が昇り始めても背後の岩山のおかげで一番日が当たるのが遅かったです。
時期的に日が当たり始めると気温がどんどん上がるので、影で涼しく朝食をとることができたので、夏場には非常に有効です。
2番、3番、4番サイトは前の道が反っていて奥行きもあるので、1番、5番サイトに比べると気持ち広くなっています。
西側サイトは標準が16×16mあり、1番・5番サイトでも十分な広さはありますが、少しでも広い方がいい方にはおススメです。
ちなみに1番サイトでも十分な広さはあり、ドームテント×1、ワンポールテント×1を設営しましたが、それでも十分余裕がありました。
5番サイトは炊事棟や受付のパークセンターに一番近くなります。
西側サイトの土質はかなり堅めで、ペグを打ち込むと石もそこそこあります。
堅めの土はペグをしっかり打ち込めたら強風にも心強いですので、風対策のためにも長めの鍛造ペグかチタンペグはぜひ用意しましょう。
またキャンプ場内は基本、キャンプ場利用者以外の入場は禁止となっていますが、キャンプ場の奥にある展望台への近道になるので、道の駅に車を止めた一般客がけっこうな頻度で通り抜けていました。
キャンプ場入口には看板で入場を控えるよう案内されていましたが、徹底はされておらず、監視もされていないので、平然と通り抜けていました。
道の駅のため24時間出入りは自由なので、中には夜中に駐車場で歌っている人やキャンプ場内を通り抜ける人もいたので、キャンプ場としては入場禁止を徹底してほしかったです。
キャンプサイトの虫状況は、草むらもあるので、普通に出ます。
海からは少し距離もあり、内陸なのでさすがにフナ虫は出ませんでしたが、岩場多いので、ムカデは出ました。
結局、キャンプする上で虫は避けることができませんね。
炊事棟・ゴミ捨て場
炊事棟はキャンプ場のちょうど中心あたりに位置します。
西側サイトからも東側サイトからも同じぐらいの距離です。
しっかりした建物で、入り口に扉もあります。
中はけっこう広く、洗い場が6つあり、そのうち2つは給湯器つきです。
お湯は無料で使えるので、寒い時期は本当にありがたいですね。
ただ貼り紙で、強風で火が消えることがある、と書かれていて、こんなしっかりした建物の中まで風の影響が出るんですね。
食器用洗剤も用意されていました。
炊事棟の裏手にゴミ捨て場があります。
分別は必要ですが、そこまでうるさくありません。
トイレ
キャンプ場内にはトイレは2ヵ所あります。
道の駅の駐車場横に1ヵ所とキャンプ場一番奥の西側サイト横に1カ所あります。
道の駅側のトイレは、道の駅利用者も使えるようになっています。
西側サイト横はキャンプ場利用者だけが利用できるようになっています。
西側サイトのトイレはしっかりした建物ですが、扉はありませんので虫の侵入はあります。
建物自体は新しくはありませんが、しっかり清掃されていて気持ちよく使えました。
個室は洋式もあり、便座クリーナーとあったか便座、ウォシュレットも完備されています。
展望台・海岸
白崎海洋公園キャンプ場の魅力の一つに、180度以上海を見渡せる展望台があります。
西側キャンプサイトからなら徒歩5分で行けます。
道の駅からでも徒歩10分で行ける距離なので、人気の観光スポットとなっています。
キャンプ場から西側の海方面に進み、台風被害にあって今は閉鎖されているダイビングのクラブハウス前を通り、駐車場を抜けて、展望台への階段を登るとすぐです。
階段を登ると、石灰岩の向こうにぐるっと海を見渡せ、めちゃくちゃ気持ちいい眺めです。
遠く四国まで望むこともできます。
またこの展望台は西にも開けているので、夕日を望むこともできます。
この日は天気もよく、白い岩山の向こうに遠く対岸の四国に沈む夕日は幻想的でした。
キャンプサイトから展望台と反対の海に向かうと、海岸に下りることができます。
白崎海洋公園は周囲を石灰岩と堤防にかこまれているので、公園内で唯一海岸に下りれる場所になります。
海水の透明度は高く、真っ青なきれいな海ですが、残念ながら遊泳禁止となっています。
温泉
白崎海洋公園にはお風呂やシャワーといった入浴施設がありません。
もともとはあったようですが、台風被害により現在は閉鎖されていて利用できません。
お風呂を使用したい場合は近隣の温泉を利用しましょう。
といっても、数km程度の近隣には温泉はありません。
受付で聞くと、
- 日高町の温泉館「海の里」みちしおの湯
- 紀州有田天然温泉
の案内パンフレットくれました。
温泉館「海の里」みちしおの湯は一番近い温泉になりますが、それでも車で約25分 12.4kmあります。
今回、ボクたちもみちしおの湯を利用しましたが、行くまでの道は途中かなりグネグネの細い山道もありました。
お風呂は方杭(かたくい)海水浴場のすぐそばにあるので、海をながめながら入れる温泉になります。
最近では珍しい刺青OKな温泉なので、かなりしっかり墨の入っている方も入浴されていました。
料金は大人600円・小人300円とリーズナブルで、待合のロビーも広く、気持ちのいい温泉です。
紀州有田天然温泉のパンフレットには有田市近郊の温泉が載っています。
湯浅温泉や有田川温泉、栖原温泉と、けっこうな数の温泉が載っていますが、有田や湯浅の市街までは30分以上かかります。
まとめ
白崎海洋公園キャンプ場は白い岩山が幻想的な、他では体験できない雰囲気のキャンプ場です。
ですが、海の中のキャンプ場なので、風の強さは覚悟が必要で、しっかり風対策はして、天候や状況によってはキャンセルや撤収する判断をしないと危険をともなうこともあることを念頭に置いておいた方がいいでしょう。
風さえ克服できれば、エーゲ海のような岩山や、最高の夕日が見える展望台や、きれいな海岸と、いつもと違った雰囲気の味わえるキャンプ場なので、ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか。
ありがとうございました。
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