みなさんこんにちは、『アウトドア依存症注意報』管理人の「みらはつ」です。
以前紹介したコールマンのクリップオン サングラスもよかったのですが、他にもメガネ人のためのサングラスがあるのをご存じでしょうか?
メガネをかけたまま、メガネの上からかけるサングラス、オーバーグラス(オーバー サングラス)です。
クリップオンサングラスと同じく、コールマンからもオーバーグラスが販売されていて、クリップオンに負けず劣らずコスパ最強でした。
値段に見合わず、しっかりしたUVカットと偏光レンズによる使い勝手の良さで、ボクの中では今ではクリップオンサングラスを抑えて、登山や車の運転での一軍サングラスとなっています。
こちらでは、コールマンのオーバーグラス CO3012-1のスペック紹介・レンズの見え方、さらにメリット・デメリットを紹介していきます。
クリップオンサングラスを使ってきて感じたデメリット
クリップオン サングラスはサッとメガネに装着でき、普通のサングラスに比べて、「テンプル(つる)」がないのでコンパクトで持ち運びにも便利で、簡単にメガネをサングラス化できる便利アイテムです。
以前紹介したコールマンのクリップオンサングラス CL06は、価格も安く、紫外線もしっかりカットできて、偏光レンズで太陽の反射によるギラつきを大幅にカットしてくれる申し分のないサングラスでした。
けど、使い続けていて気になったのが、真横から差し込む日差しと、横から見た時(見られたとき)のサングラスらしからぬ見た目です。
メガネのレンズのさらに前に、サングラスのレンズがあることで、当然、目からサングラスまでの距離は、普通のサングラスよりも広くなるため、普通のサングラスに比べると横からの日差しが差し込みやすいデメリットがあります。
また正面からは普通のサングラスに見えますが、横から見られたとき、「レンズが二重になっている」不自然な見た目が気になっていました。

けどコールマンのオーバーグラスなら、サイドにもレンズが付いているので、横からの日差しもガードして、どの角度から見られてもレンズが二重であることがわからないので、今ではクリップオンサングラスに変わって、オーバグラスばかり使うようになってしまいました。



コールマンのオーバーグラス
コールマンのオーバーグラスはコールマンブランドにはなりますが、クリップオン サングラスと同様、ハート光学株式会社が作るコールマンのライセンス商品になります。
種類も豊富で、ノーマルのオーバグラスが8種類、跳ね上げ式のオーバーグラスが2種類、全部で10商品が販売されています。

基本スペックは次のとおりです。
| 製品名 | オーバーグラス |
| 製造 | ハート光学 |
| サイズ | 150×50mm |
| レンズサイズ | 60×43mm |
| 対応メガネサイズ | 幅142mm未満×高さ43mm未満 |
| 重量 | 31g |
| レンズ材質 | プラスチック |
| フレーム材質 | プラスチック |
| 可視光線透過率 | 20% |
| 紫外線透過率 | 1.0% (UVカット99%) |
| 付属品 | なし |
ボクが普段かけているメガネは大ぶりで、サイズが135×43mmありますが、すっぽり収まります。
レンズは可視光線透過率が20%、紫外線透過率が1.0%にさらに変更レンズを採用していて、車の運転や、登山やキャンプなどのアウトドアに十分なスペックです。
車の運転では可視光線透過率はJIS規格で8%以上と定められていますが、8%だと暗すぎるので、20~30%程度が推奨されています。
紫外線透過率は1.0%なので、紫外線は99%カットしてくれます。
またこのサングラスの強みは、クリップオンサングラス同様、偏光レンズを採用している点です。
偏光レンズは、水面や道路、車のガラスなどの「ギラつく反射光だけ」をカットしてくれるレンズです。
まぶしさを抑えて、景色をくっきり自然な色で見せてくれるのが特徴。
釣りや車の運転など、反射が多いシーンで特に効果を発揮します。

Amazonでも、楽天市場でも販売されていて、実売価格は,、だいたい1,600~1,700円ほどと、非常にリーズバブルです。
実店舗だとホームセンターで販売していることもあり、ホームセンター DCMで見かけました。
コールマン オーバーグラスをかけた見た目
メガネの上からかけれるだけに、ぱっと見はちょっと大きめのサングラスです、
サイドにもレンズがあり、テンプルも太めの仕様となっているので、ごつい見た目はちょっとゴーグルのような印象も受けます。
サングラスと顔とのすき間がほとんどなく、砂やホコリなどが入りにくい形状で、目を保護する「アイガード」効果もあり、先にも述べたようにサイドからの日差しもガードしてくれます。
コールマン オーバーグラスの見え方
可視光線透過率が20%、紫外線透過率が1.0%に変更レンズを使った見た目はどうでしょう?
今回、川、公園、道路での見え方を撮影してきました。
左がオーバーグラス越し、右がサングラス無しの視界です。



どうでしょうか? この日は天気もよく、日差しが強かったですが、しっかりまぶしさを抑えてくれています。






日差しが強いので、右はかすんで見えますが、オーバーグラス越しだと細部までくっきり見えます。


道路でもアスファルトの照り返しも抑えてくれて、路面の凹凸までくっきり見えます。
次は偏光レンズで、水面の太陽の反射をどれだけ抑えてくれるかを撮影しました。
こちらも左がサングラス越し、右がサングラス無しです。
偏光レンズにより、大幅に反射を抑えてくれて、川底の地形や、魚影までくっきり見えます。
ただ、偏光レンズは角度によるので、角度によってはあまり反射が抑えられていないこともありました。
また偏光レンズは、スマホの見え方も要注意で、角度によってはスマホの画面が真っ暗に見えてしまうこともあります。
ケースは付属していないけど、100均で買える
ボクはAmazonで購入しましたが、ビニールに入った状態で届き、紙の説明タグ以外、付属品は何も付いていませんでした。
持ち運びのためにはケースが必要ですので、探したところ、100均ダイソーのサングラスケースがちょうどいいサイズでしたので購入しました。お値段110円!
ダイソーではけっこう様々な種類のメガネケースが売られていましたが、コールマンのオーバーグラスには、ポリエステル製のサングラスケースが一番しっくりきました。
軽いし、フックも付いているので、持ち運びにも最適です。
まさにジャストフィットです。




跳ね上げ式ではないCO3012-1はきっちり収納できましたが、ひょっとすると跳ね上げ式のCOV01だときついかもしれません。
コールマンのオーバーグラス(偏光サングラス)のメリット・デメリット
メガネ人には便利でコスパのいいコールマンのオーバグラスですが、メリットばかりではありません。デメリットも含めてまとめてみました。
コールマンのオーバーグラスのメリット
1. メガネの上からかけられる
- 一番のメリットは普段使っているメガネを外さず、そのままオーバーグラスを掛けられること。
- いちいちレンズを掛け替えたり、度付きサングラスを新しく作る必要がないのでコスパがいい。
2. 反射を抑える偏光レンズ
- レンズが優秀で、コールマンのオーバーグラスは偏光レンズを採用している。
- 水面・路面・ガラスなどの乱反射を抑え、目に負担のかかるぎらつく「まぶしさ」を軽減できる。
- 紫外線カット率が99%以上。
3. 跳ね上げ式モデルもある
- コールマン 跳ね上げ式 偏光オーバーグラスなら、レンズ部分を上に跳ね上げられる。
- 「サングラスが不要なとき」には跳ね上げて、普通のメガネのまま視界を確保できる。
4. 軽量で扱いやすい
- 重量は、CO3012なら31g、 跳ね上げ式のCOV01でも33gと軽量なので、メガネの上から長時間かけても疲れにくい。
- 山に持って行って使わず外しているときは、キャップの上にかけていますが、重さは全く気になりません。
5. 安価/コスパが高め
- コールマンはアウトドアブランドながら、比較的安価。
- Amazonや楽天市場でのレビューでも「コスパがいい」と評価されている。
- 他ブランドの偏光オーバーグラスと比べて、手軽に偏光効果を得られる。
6. 多用途に使える
- UVカットと偏光レンズにより、ドライブ、登山、釣り、アウトドア全般に対応できる。
- 跳ね上げ式モデルなら、状況に応じて偏光のオン・オフを切り替え可能
コールマンのオーバーグラスのデメリット
1. 見た目が大きくなる
- フレームも太目で、オーバーグラスはメガネの上に載せるので、サングラスとしては大きく見える。
- ゴーグルのような見た目は、ファッション重視の人には少し野暮ったさを感じるかも。
2. フィット感に限界がある
- オーバーグラスに収めるためには「対応できるメガネサイズ」 が決まっている。
- 特に大きめの眼鏡や特殊な形のフレームとは相性が悪い場合もある。
3. 明るさの制限
- 偏光レンズ+可視光線透過率が低めのモデルのため、夕方・曇り時、など暗めの環境では暗く感じることがある。
- 可視光線透過率が20%あるので、夜・トンネル等の暗所では使えない。
4. 耐久性・質感が価格相応
- 安価なので、材質は光沢のあるプラスチックなので、見た目は値段相応で安っぽく、フレームやレンズの強度・仕上げが高級モデルと比べて劣る。
- 落下・衝撃には注意が必要。
まとめ
コールマンのオーバーグラスは、メガネをかけていて、価格を抑えて偏光効果のあるサングラスを得たい人には非常におすすめです。
特に、運転・釣り・アウトドアなど反射が気になる場面で大きな効果を発揮します。
一方で、見た目・フィット感・質感にこだわる人、高額モデルやファッション寄りを求める人には限界があり、あまりおすすめはできません。
それでも、メガネをかける人種にとっては、限られた選択肢のサングラスとなるので、強い味方です。
ボクは今では、登山に行くときや、車の運転の際には必ず携行する必需品となっています。
メガネ人で、安価なサングラスを探している人は参考にしてみてください。
ありがとうございました。































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