こんにちは、「みらはつ」です。
キャンプ時の車への荷物の積み込みって頭を悩ませますよね・・
軽自動車の限られたスペースを有効活用しようと考えて、車内を見渡すと天井付近にまだスペースが!
わが家の愛車、スズキ エブリイ ハイルーフ JOIN DA64Vの室内にルーフラックキャリアを、ほぼ100均素材で自作しました!
純正で車内に空けてあるユーティリティナットのネジ穴を活用し、固定は結束バンドを使うことで簡単な工具しか使いません。(ハサミとニッパー、マイナスドライバーがあればOK)
限られた軽自動車内で110×62㎝の有効スペースが確保できるようになりました!
キャンプではかさばるシュラフ、毛布、長尺のテントのインナーマットが収納可能です!
しかも設置位置はリアウィンドウより上になるのでバックミラーの視界も妨げません。
こちらの記事では軽自動車の収納アップ エブリイ 室内ルーフラックキャリアの作り方を紹介します。
2021年4月追記
ゴムネットは使い続けてくると、劣化して伸びてくるのでナイロン製のカーゴネットに交換しました。
2021年5月追記
自作の室内ルーフラックってどれぐらいの収納力あるの?具体的な詰める量を紹介しています。
スズキ エブリイ ハイルーフ JOIN DA64V
スズキ エブリイと言えば軽自動車の中で最大級の積載量を誇る軽バンです。
商用車となりますが、わが家では長年、家族と夢と希望を運んでくれている愛車として走り続けてくれています。
軽自動車と思えぬ後部の収納スペースで、わが家の趣味であるキャンプでも大活躍しています。
しかし、いくら広いといっても限られたスペースで、キャンプを続けていると、年々ギアが増えて、積み込みにも工夫が必要となってきます。
積み込みは、重たいものから積んでいき、軽いものは上のほうに積み上げていくのが基本となりますが、下から積んでいくと天井付近のスペースが無駄に空きます。
この後部の天井付近のスペースを有効活用できないかと、考えルーフラックキャリアを作ることを決めました。
純正ルーフラック
調べると純正品でも『ネットラック』なるものが販売されています。
まさにエブリイ ハイルーフの高さを活かし、後部の天井付近で荷物を収納する優れものです。
ですが、純正品の高額という宿命からは逃れられません。
お求めやすい価格で他にもアシストグリップ(手すり)を利用した簡易のベルトキャリアやラゲッジネットなども販売されています。
しかしアシストグリップを利用したタイプはアシストグリップを4カ所使うので、エブリイ DA64Vだと後部には2カ所しかなくそのままでは利用できません。
いろいろ使えそうなパーツも売っていましたが、自分で作れるものは自分で作って、できる限りローコストで!がモットーなので、考えました。
上記の商品を参考にしながら、いろいろ模索していきます。
ユーティリティナット
まず室内を見回すと、車内には側面や天井に直径2-3㎝ほどのプラスチックのカバーがいたるところにあります。
調べると、ユーティリティナットといわれる、アクセサリー品などを取り付けられるようネジ穴があけられているようです。
このネジ穴を利用してラックキャリアを設置しようと考えました。
このネジ穴はM6サイズと判明したので、コーナンでM6ボルトサイズのフックを探しました。
フックがついたボルトで探すと、、、ありました!
オーフボルト 、アイボルト呼ばれる商品のようで、 1本130円ほどで 売ってました。
このオーフボルトを4本購入し、あとは100均で材料を調達です。
ダイソーとセリアをうろうろして、検討した結果、次の物を揃えました。
- 85㎝~120cmの突っ張り棒
- 62cm×40cmワイヤーネット
- スチールラック 39㎝ポール + 38㎝延長ポール
- 自転車防犯ゴムネット
- 結束バンド
またできるだけ簡単に作業が行えるよう固定には結束バンドを使います。
設置
まず、マイナスドライバーとニッパーでユーティリティナットのキャップをはずしていきます。
キャップをはずすとネジ穴が出てきますので、オーフボルトをねじ込みます。
フックが縦を向くように固定し、フックの穴に、サイドバーになるように用意したスチールラックのポールを通します。
ダイソーではスチールラックのポールがジョイント式で売っていますので、今回は39㎝のポールと、38㎝の延長ポールをセットで使います。
ポールをオーフボルトに通したら結束バンドで固定します。
ポールの上に伸縮式つっぱり棒を2本、前と後ろで突っ張って固定し、さらに結束バンドでポールに固定します。
つっぱり棒が設置できたら、ネットを固定していきます。
今回は半分を伸縮のあるゴムネットに、もう半分を重さのあるものを乗せても沈み込まないようワイヤーネットにしました。
ゴムネットはセリアで自転車カゴの防犯ガードネットで大きめの30×30㎝を2枚 、ワイヤーネットはダイソーで販売されている中でも一番大きな 62×40cmを1枚使いました。
また ワイヤーネットは突っ張り棒の上面ではなく下面に固定し、収納スペースを上に少しでも大きく取れるようにしました。
ガードネットは四隅に金属フックがついていますが、2個をはずし、二枚を一枚の大きなネットにしてから固定しました。
2021年4月追記
ゴムネットは使い続けると劣化してだるんだるんに伸びてくるのでナイロン製のカーゴネットに交換しました。
完成です!!
ガードネットはかなり引っ張られた状態で結束バンドで固定しましたので、きれいな長方形で固定することはできませんでした。
まとめ
運転席から見てもバックウィンドウの上辺に沿う高さなので、バックミラーの視界を遮ることもなさそうです。
キャンプ時にはシュラフ、毛布、枕、テントのインナーマットなど軽量でかさばるものや、シルバーマットのような長尺ものの収納に使う予定ですが、安全面を考慮して重量のあるものは上からの落下防止のために避けたほうがよさそうですね。
また今回つっぱり棒を使っていることで、つっぱり棒の構造上、中にスプリングが入っているので運転時の振動でじゃっかんカシャカシャ音が出てしまうことが少し気になりました。
そこまで大きな音ではないのですが、今後気になってくるようでしたら、これはほかに代用できるポールを探して何んとなかしようと思います。
ですが、今回作ってみて、コスト的にも使用感にも満足しています。
今回ほぼ100均素材でまかなえ、材料費は2000円までで抑えられました。
また収納で110×62㎝のスペースが増えたことは非常に大きいです。
今後使ってみて、改善点など出てきたらまた報告させていただきたいと思います。
2021年4月追記
ゴムネットは使い続けると劣化してだるんだるんに伸びてくるので、ナイロン製のカーゴネットに交換しました。
2021年5月追記
室内ルーフラックってどれぐらいの収納力あるの、という疑問にお答えする記事を更新しました。
※ 100均用品でのDIYで耐荷重など不明ですので、試される際は自己責任でお願いします。
ありがとうございました。
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