10月、秋も深まり絶好のキャンプの時機到来ですね。
こんにちは、管理人の「みらはつ」です。
先日念願のダイソーのメスティンを購入できました。
ネット上でも話題になり、かなりの人気商品なためどこのタイソーに行っても在庫がなく、ずっと探し続けて3ヶ月、ようやくゲットできました。
ボクにとっては初めてのメスティンでしたが試してみると非常に簡単にご飯が炊けてしかも美味しい!
そんなダイソーのメスティンを紹介したいと思います。
ダイソーのメスティン
メスティンとは
みなさんメスティンってご存知でしょうか?
メスティン(Mess tins)とはもともとmess とtinsで「軍隊での兵隊の食器」の意味で、アルミのお弁当箱のような形をしたアウトドアで使うクッカーで、取っ手の付いた飯盒炊飯器です。
お米を炊くだけにとどまらず、パスタや煮込み料理なんかも作れる万能クッカーとして、専門のレシピ本も出版されるぐらい今人気のアウトドア調理器具です。
いろいろなメーカーから発売されていますが、中でも有名なのがスウェーデンのトランギア社から発売されているメスティンです。
トランギア社はメスティンの代名詞のようなメーカーで、キャンピングクッカーメーカーとしては歴史も長く、ホームページにはメスティンのレシピなんかも載っています。
メスティンはトランギアの1.8合で1,760円 3.5合で2,750円、他のメーカーでもだいたい2,000円ぐらいまでで販売されており、お手ごろ価格の万能クッカーとして非常に人気が出ています。
2020年前半、そんなメスティンがダイソーから販売されている、という情報をネット上で見つけました。
ダイソー なら三条大路店でゲット
お値段はダイソー価格でなんと500円、税込みで550円と破格のお値段です。
メスティンには興味があり買おうかと迷っていただけに500円で売られているとなると、買うしかない!となりダイソーに向かいました。
何軒かのダイソーを回りましたがどこにも売っていません。
情報を集めると売り切れ店が続出しているそうで、それからはダイソーに行くたびに探しましたが3ヶ月たっても見つかりませんでした。
それからも足繁くダイソーに通い続けてもなかなかみつかりませんでしたが、遠出した際とうとう奈良の大型店「なら三条大路店」で見つけました!
ダイソー メスティン スペック
サイズは蓋をした状態で80×150×53mm、重量121g、取っ手が117mmありますので取っ手を延ばした状態で267mmあります。
蓋を外した状態で、78×147×50mm、内容量は500mlです。
蓋は80×150×14mmの180mlの内容量ですので、ちょうどお米1合分です。
炊飯から炒め物、煮込み料理までこなせてコンパクトなのに万能クッカーです。
説明書には対応燃焼器具としてコンパクトストーブで固形燃料、アルコールバーナー、シングルバーナーの3種類でのご飯の炊き方が載っています。
バリ取り・シーズニング
メスティンは通常、購入したらバリ取りとシーズニングを行います。
バリ取りは縁に金属特有のバリが残っていることがあるので、ヤスリがけしてバリを取り除きなめらかにします。
ですがダイソーのメスティンは最初からバリがなくバリ取りは不要でした。
シーズニングはコメのとぎ汁で30分ほど煮込むことで、メスティンの表面に膜を作り焦げ付きを抑える効果生まれる、とのことだったので、さっそく行ってみました。
白米炊飯
シーズニングを終えさっそく初めての米炊きに挑戦です。
燃焼器具はソロバーナーも持っていますがせっかくなので、100均で売っているクッカースタンドと固形燃料を購入し使用してみました。
材料
- 米・・・1合
- 水・・・180~200ml
作り方
- 15分から30分ほど吸水
- 点火 ⇒ 消火 20~25分
- 火が消えたらメスティンを裏返し布巾で包んで15分(蒸らし)
- 完成
コメは研いだら15分から30分ほど吸水させます。
ダイソーメスティンは1合炊きなので、水加減は180mlほどです。
今回は研いだ米なので180mlですが、無洗米なら少し多めに200mlがちょうどいいようです。
固形燃料に点火して10分ほどすると米のいい匂いが漂ってきましたが、吹きこぼれ出したので蓋の上に食器を載せて重しにし、蓋が蒸気で持ち上がるのを押さえました。
今回用意した固形燃料は30gで表記燃焼時間は20~25分ほどでしたが、ちょうど20分ほどで燃え尽き自然消火しました。
早く仕上がりを見たいところですがまだ開けません!
布巾にくるんでひっくり返して15分ほど蒸らしようやく完成です!
おこげも少しできてしっかり炊けています。
そして美味しい!
子供のころに体験した飯盒炊飯ってすごく大変だった印象があったのですが、メスティンでの米炊きは
思った以上に簡単でした!
松茸のお吸いものの素で松茸ご飯風炊き込みご飯
はじめての炊飯で自信をつけたところで、今度は炊き込みご飯を作ってみたくなりました。
けどハードル高そう…
と思っていたところ奥さんに相談すると、松茸のお吸いものの素で炊けるというのです。
調べるとありました永谷園 松茸の味お吸いものを使った松茸ごはん風炊き込みご飯。
1合炊きなので分量は調整しました。
材料
- 米・・・1合
- 水・・・160ml
- 松茸の味お吸いもの・・・1袋
- しめじ・・・5~6本
- ニンジン・・・1/5本
- 油揚げ・・・5~6切れ
- しょうゆ・・・大さじ3
- みりん・・・大さじ3
作り方
- 材料を切りすべてメスティンに入れる
- 15分から30分ほど吸水
- 点火 ⇒ 消火 20~25分
- 火が消えたらメスティンを裏返し布巾で包んで15分(蒸らし)
- 完成
材料は増えますが切る以外は白米の時と同じです。
今回は少し風があったので、以前紹介したダイソーのウィンドスクリーンを使いました。
火が消え前回同様15分ほど蒸らして完成です。
いい感じに炊き込みご飯できています!
味はほのかに松茸風味で少し薄味だったので、松茸の味お吸いものをもう少し増やしてもいいかもしれません。
今回1合で炊きましたが具材が増えた分、炊きあがると蓋ぎりぎりまで膨れ上がっていましたので、米は0.8合ぐらいがちょうどよさそうです。
やきとりの缶詰を使った鶏肉炊き込みご飯
缶詰を使って炊き込みご飯をアレンジもできます。
今度はやきとりの缶詰(たれ味)を使って鶏肉の炊き込みご飯です。
材料
- 米・・・1合
- 水・・・160ml
- やきとりの缶詰・・・1缶
- 松茸の味お吸いもの・・・1袋
- マイタケ・・・5~6本
- ニンジン・・・1/6本
- 油揚げ・・・5~6切れ
- 濃縮めんつゆ・・・大さじ2
- ショウガ・・・適量
作り方
- 材料を切りすべてメスティンに入れる
- 15分から30分ほど吸水
- 点火 ⇒ 消火 20~25分
- 火が消えたらメスティンを裏返し布巾で包んで15分(蒸らし)
- 完成
作り方は松茸ごはん風炊き込みご飯とほぼ同じです。
前回少し薄味だったので缶詰はたれもすべて入れ、しょうゆとみりんを濃縮めんつゆに替えて、鶏肉なのでアクセントにショウガを加えてみました。
今回も米1合で作ったので仕上がりはパンパンです。
たれも効いていて今度は少し味付けが濃くなってしまいましたが、味は美味しかったです。
まとめ
メスティンは初めてでしたが、思っていた以上に扱いはお手軽でした。
これまでわが家ではキャンプで米を炊いたことがありませんでしたが、次回はぜひ炊いてみたいと思います。
ダイソー メスティンを使ってみて感じた点は
- 思った以上に簡単に米が炊ける
- 1合炊きなのでソロキャンプにはちょうどいいが
ファミリーキャンパーには物足りない - 容量500mlなので煮込み料理には小さい
- 小さなフライパンとしても使えそう
でした。
他にもいろんなレシピに挑戦してみたいと思い、図書館でメスティンマスターブックという本を見つけ予約しました。
いろいろ可能性がありそうなので、ダイソーメスティンを使い込んでもっと容量の大きなものが欲しくなったら、本家トランギアのメスティンを購入したいと思います。
また固形燃料もアマゾンだと数十個単位で販売されており、100均で購入するよりお得ですので、災害時用に買い置きしておいてもいいかもしれません。
まずはメスティンを試してみたい方にはおすすめです!
次回のキャンプには持って行って現地で使ってみたいと思います。
ありがとうございました。
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