こんにちは、『依存症注意報』
管理人の「みらはつ」です。
先日キャンプ帰りに買い物でダイソーに寄ったところキャンプ用品コーナーで心くすぐる新商品を発見しました。
アウトドア コーヒーメーカー カップセットです。
手動ミル・ドリッパー・カップ2個が
セットになって、コンパクトにスタッキングできるアイテムです。
キャンプに行って豆を挽いてコーヒーを淹れ、ゆったりチェアに座って山や湖を眺めながら本格的なコーヒーをすする。
これはもう買うしかないでしょ!
と、さっそく購入して試してみました。
こちらの記事ではキャンプとコーヒー好きの管理人がダイソーのアウトドア コーヒーメーカー カップセットを細かく紹介し
ちゃんとコーヒーが挽けるの?
コーヒーの味は?
外で使うにはどんなコンロやケトルが必要?
アウトドアで使えそう?
といったみなさんが感じる疑問にお答えしていきます。
サイズ
本体は手動ミル・ドリッパー・カップ2個からなり一つにまとめると、153×φ76mmの円筒状になります。
カップの持ち手を含めると153×76×103mmになります。
ダイソーのコーヒーミルと並べるとほぼ同じサイズ感です。
スタッキングしてカップをカチッと閉めるとちょうど取っ手は同じ位置で止まる
ように作られています。
単体でのサイズはカップが70×76×103mm(取って含む)、
コーヒーミルが85×φ76mm、取っ手を伸ばすと最大155mmほどになり、
ドリッパーが73×68×93mmになります。
カップ
カップの満水内容量は最大約230ml、
こぼれない程度入れるなら150~180mlなので、ちょうど一般的なコーヒーカップぐらいの容量です。
プラスチック製(PP樹脂・ABS樹脂)
なので非常に軽く落としても割れませんが安っぽさは否めません。
ちょうど飲み口に当たる部分にネジ山とすべり止めの凹凸が来るので口当たりはあまりよくありません。
コーヒーミル
ミルは非常にコンパクトですが、よくできています。
ミルを回すハンドルは三角形に折りたためる構造になっていて伸ばすと十分な長さになりコーヒー豆を挽いても、腕も疲れず楽です。
大きさ比較で登場させたダイソーのコーヒーミルもハンドルが伸縮する作りでしたが、いっぱいに伸ばしても短く回すのに力が必要で、腕がすぐ疲れました。
細挽きや粗挽きの挽きの粒度の調整も可能です。
ダイソーコーヒーミルのようにカチッカチッと何段階という設定ではなく
底の調整つまみをひねって、これぐらいかな?と、刃の隙間を確認して調整します。
難点はカップが2個セットなのに一度に入る豆が10gちょっと1杯分しか挽けません。
ドリッパー
ドリッパーも非常にコンパクトで収納時はミルの内側に収まり合体します。
直径は68mmと一般的なカップやマグの直径より小さいですが、ストッパーが折りたたみ式で伸ばすとカップの縁に引っ掛かります。
フィルターは細かいステンレスメッシュでペーパーフィルターは不要です。
使用後はひっくり返してトントンとたたいて、ある程度コーヒーかすを取り除いたらサッと水で流すだけでも、ほぼ目詰まりもせずきれいになります。
ただコーヒー豆も油分を含みますので清潔に保つなら洗剤を使って洗うことをおすすめします。
キャンプの際は洗い物がどうしても後回しになりますが、忘れず洗うようにしましょう。
こちらも難点はコンパクトさゆえにドリッパーが小さく一度に2杯分をドリップするのが難しい点です。
豆を挽いてみる ちゃんとコーヒーが挽ける?
コーヒー豆を挽くにはカップに先にドリッパーを入れ、その上に被せるようにミルを載せるとドリッパーに直接挽いた豆が入ります。
挽きの粗さ調整つまみでお好みの粗さに設定しコーヒー豆を入れたらハンドルを回すだけです。
1杯分、約10gのコーヒー豆を挽くのに
どれぐらいかかるか時間を計ってみると
約1分ちょっとで挽けました。
あらかじめ何度か挽いて、調整つまみの位置は試して、ちょうどいい挽き具合は
探って覚えておきましょう。
いいコーヒーミルの条件は微粉が少なく、いかに均一挽けるか?ですが、さすがに挽きにはある程度ムラは出ますし
微粉もそれなりに出ていました。
ですが問題なくちゃんとコーヒー豆を挽くことはできました。
また豆を挽いた後、細かい部分に微粉やコーヒーかすが入り込むのでミルの掃除用に1本ブラシを用意しておくことをおすすめします。
ボクはダイソーで売っている絵の具用の豚毛 丸筆を使っています。
豚毛は専用のミルブラシにも使われており、毛にハリがあってミルの掃除にはちょうどいい固さです。
ドリップしてみる コーヒーの味は?
豆が挽けたらお湯を沸かしてドリップします。
ドリッパーもコンパクトなので1回に一杯分が限界でしょうか。
二杯分なら2回挽いて、ドリップするしか
しょうがなさそうです。
豆は細かく挽きすぎるとドリッパーの目に詰まって抽出にも時間がかかってしまいますので、中挽きぐらいがちょうどよさそうです。
ダイソーのアウトドアコーヒーメーカーで淹れたコーヒーの味はペーパーフィルターを使わないステンレスメッシュなのでドリップするとコーヒーに含まれる
コーヒーオイルも一緒に抽出されトロっとしたコクが出て美味しいです。
普段はハリオのV60にペーパーフィルターで淹れているのでペーパーフィルターがオイルを吸うのですっきりした味わいですが、メッシュフィルターだとコーヒーのアロマが感じられ、まさにアウトドアでゆっくり飲むにはちょうどいい味わいです。
外で使うにはどんなコンロやケトルが必要?
自宅で淹れるのならお湯を沸かすことも
どうってこともありませんがアウトドアで外で使うにはバーナーとケトルがないと沸かせません。
もちろんお湯を沸かすだけですのでお持ちでしたらカセットコンロでも問題ありません。
ボクはイワタニ プリムスの2243バーナーとトランギアの0.6ℓケトルと使っています。
どちらも歴史と信頼のあるメーカーで収納もコンパクトだけど作りもしっかりしており使い勝手もいい商品です。
バーナーには家庭用のカセットガスボンベが使えるものもあり、ボクはイワタニのほかにSOTOのバーナー ST-301も
使っていますが、こちらもおススメです。
まとめ
ダイソーのアウトドアコーヒーメーカー カップセットは実際にアウトドアで使えるでしょうか?
使い方も簡単ですしアウトドア初心者や、コーヒーを挽いたことがない人でも野外で挽きたての本格的なコーヒーを
淹れられるアイテムです。
お湯を沸かすことさえができたら、どこでも問題なく使えます。
ぜひ自宅で練習してからアウトドアでもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
これまでもダイソーのキャンプ用品を紹介していますので、よかったら参考にしてください。
ありがとうございました。
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