こんにちは、『依存症注意報』管理人の「みらはつ」です。
炭水化物の王様『米』は、登山において大事なパワーの源になります!
山に登って、絶景を前に米を炊いて、米をほおばって腹いっぱい食べる。
いいなぁ、山男って感じがして憧れてましたが、でも、いざやってみようと思うと、大変そう・・・と、ハードル高く感じていました。
けど、やってみると意外と簡単でした。
今では山登ると2回に1回は、山で米炊いてます!
山での米炊きは、持っていくものと、米の水加減さえ間違わなければ、そうそう失敗しません。
こちらの記事では、「登山で米炊き」の準備編として、
- 準備するもの
- 炊飯の水の量
- 登山に米を持っていく方法
を紹介します。
一度やってしまえば、簡単に覚えられますので、ぜひ試してみてください。
用意するもの 登山で米を炊く!、は意外とハードル低かった
米を炊くのって、自宅では、炊飯器に米を入れて、水を入れて、スイッチ押すだけですよね?
炊飯器はありませんが、登山だからって、やることはほぼ同じです。
準備するものは
- 米
- 水
- 米と水を持っていく容器
- クッカー
- バーナー&ガス缶
以上5点です。
上の5点を持って、山登って、クッカーに米と水入れて、バーナーに火を付けたら、米は炊けます。
やる前は、何かすごい準備が必要で、ハードル高そう…、って考えていましたが、やってみたら意外と簡単でした。
しかも、山で米炊いた後には、やった達成感と、満腹感で、山レベル10ぐらい上がった気分になれるので、ぜひチャレンジしてみてはどうでしょう?
それでは、準備するものを、一つずつ紹介してきます。
米は、無洗米が便利
普段わが家では、精白米、いわゆる普通の米を炊いて常食しています。
けど山にはボクは『無洗米』を持って行っています。
なぜ無洗米か?というと、無洗米は研がずに炊けることが最大のメリット。
山では米を洗うところがないがありません、また研ぐのに貴重な水も使いますが、無洗米だと米を研ぐ手間が省けます。
登山みたいな、限られた水の量・道具・環境で、米を研ぐのは非常に面倒くさいですし、仮に洗えるところがあっても、研ぎ汁を捨てるのは環境破壊につながりますので、研ぐ必要のない無洗米がおすすめです。
その手間を考えると、多少割高にはなりますが、「無洗米」を使うことは理にかなっています。
ボクはだいたいソロで登るので、そんなに大量に備蓄しても消費できないので、家庭内で2kgの「マイ無洗米」を購入しています。
2kgだと、1合:約150gで考えると約13回分、4分の3合:112gだと約18回分、半合:75gだと26回分になります。
家庭内で、食べられないように名前を書いて、マイ無洗米として管理しています。
米の持ち運びに、100均のウォーターボトルが万能
米を持っていくのに、ボクは100均のプラスチック製のウォーターボトルを使っていますが、これが便利です。



半合~1合だと、350~400mlのウォーターボトルがちょうどいい。
100均でもウォーターボトルは結構種類がたくさん販売されていますが、500mlだとちょっと大きすぎます。大は小を兼ねる、とは言いますが。個人的には350mlがジャストサイズでと思っています。
350mlだと、高さ140mm×直径64mm、重量49gとけっこうコンパクトで、軽量です。
けど、ジップロックだともっとコンパクトで、軽量では?と思うかもしれませんが、ウォーターボトルだと印を付けておけば、毎回その印まで水を入れれば、いちいち水の量を計ることを省略できます。



印のつけ方は、ボトルに先に米を入れて、そのあと必要な水を入れて、その水位をマジックで線の印を付けます。
米は炊く前、30分~90分前に水に浸す、『浸水(しんすい)』をしておくと、よりふっくら炊きあがります。
お昼ご飯の1時間前ぐらいの休憩時や、登り始める前の登山口で、ウォーターボトルの印まで水を入れておき、そのままザックに入れて歩いている間に浸水ができて、お昼休憩時には、そのまま鍋に入れて炊けば、しっかり浸水されたふっくらご飯が炊けます。
ボトルは、丈夫な「ナルゲン」や、リバーズの「スタウトエア」で揃えてもいいですが、米入れる容器に、そんな高価なものは用意できませんでした…
まあ、安いし軽いし、そこそこ丈夫だし、100均のウォーターボトルでも十分かなぁ、と思います。
ダイソーのウォーターボトル400mlだと、キャップにシリコンがはめ込まれているので、水を入れても漏れたこともありません。当分この100均ボトルを愛用していきます。
またこの100均ウオーターボトルだと、パスタを持っていくのにも使えます。
さすがに一般的な25cmのパスタ、そのまま折らずには、入りませんが、ちょうど半分、12~13cmに折れば、ジャストサイズで入ります。
これだと、持っていく間にザックの中でポキポキ折れることもありません。




このボトルだと、パスタはMAX2人前の「200g」がギリで入ります。
ウォーターボトルは、米やパスタなどの食品を運ぶのに使えて、あると何かと便利です。
無洗米1合・3/4合・0.5号の水の量
米を炊くのに欠かせない水は、普通米では1合炊くのに200ml必要ですが、無洗米の場合、水の量は普通米に比べて若干多めになります。
1合で230ml、4分の3合で180ml、半合(0.5合)で120mlです。
これをいちいち計るのが、手間なので、ボクはウォーターボトルに3本の印をマジックでつけました。


上から1合、3/4合、半合で、持って行く米の量に合わせて、登山途中に浸水します。
最近、気づきましたが、この水の量だと、ちょっと固いかな?と感じますので、最近は印より気持ち多めに水を入れるようにしています。
米1合は1食では、けっこう腹パンパンです。
レトルトのカレーの時は、3/4合が、飯:ルーの割合も、おなかもちょうどいい具合です。


おかずががっつりあるときは、半合でも満たされます。
メニューにより、ボクは持っていく米の量を変えますが、3/4合が一番多いかな。
クッカーorフライパンと蓋 そしてバーナー
米って、わりとどんなクッカーでも炊けます。
ボクは、
- プリムス イージークックNS・ソロセットM
- エバニュー U.L. Alu.Pan 16cm
の2つをメインで使っています。
上記の2つのクッカーだと、内側が「ノンスティック加工」(フッ素加工やチタンコーティング)されているので、焦げ付きもなく、また食べ終わった後も、ウェットティッシュと普通のティッシュできれいに拭き取れるので、後片付けも楽チンです。
メスティンも持ってはいますが、コーディング加工されていないので、米は炊けても、こびりつくので、便利さからおのずと、この二つばかり使うようになりました。
上のクッカーだと飯炊きに失敗したことはありませんので、おすすめです。
プリムスのイージークックと、エバニューのフライパンだと、フライパンのほうが火にあたる面積が広いので、少し炊きあがりが気持ち早いです。
また炊飯は、ちゃんと蓋をしないと炊けませんので、必ず蓋は持っていきましょう。
バーナーはSOTOのマイクロレギュレーターストーブ ウインドマスターを愛用しています。
風や、寒さやにも強く、十分な火力もあって、さらにコンパクトなので、ガス缶と一緒にクッカーにスタッキングできるので、山やキャンプで火を使うときは必ず携行します。


米を炊くまでの準備
山に登って、上の5点を持っていったら、あとは炊くだけです。
バーナーと、クッカーを用意したら、クッカーにウォーターボトルの浸水しておいた米と水を、そのまま入れます。
ウォーターボトルの中の米は、水で張り付いて少し出にくいですが、ボトルの底をポンポンたたいて、一粒残らずクッカーに移しましょう。
あと火にかけるのみ!
米を炊く、実践編はまたご紹介します。
まとめ
登山で米を炊くのは、やってみると思っていた以上に簡単でした。
- 米
- 水
- 米と水を持っていく容器
- クッカー
- バーナー&ガス缶
があれば米を炊けます。
クッカーやバーナーはすでにお持ちのものがあれば、そちらを使えばいいでしょう。
無洗米と水の量は厳密に行きましょう。
無洗米の水の量は、1合⇒230ml 3/4合⇒180ml 半合⇒120mlが基本となりますが、何度か試して、自分の好みの固さに炊きあがるよう、少しずつ水の量を調整していきましょう。
米はウォーターボトルに入れて持っていき、登ってる途中で水を入れてしっかり「浸水」しておけば、準備OKです。
米炊きは意外と難しくありません。
ぜひ山登って米炊いてみてはいかがでしょうか。
ありがとうございました。
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