こんにちは、『アウトドア 依存症注意報』管理人の「みらはつ」です。
何回目かの山登りから「割り箸」をやめて、マイ箸としてダイソーの「分割できるステンレス箸」を使ってきましたが、なんか使いにくいので、分割できるアウトドア用のお箸を探しました。
いろいろ探したところ、ちょうど2023年のキャプテンスタッグの新製品『SHIKA-BASHI(しかばし)ジョイント式携帯箸』が理想的だったので購入しました。
これまでダイソーのお箸ではストレスだった、「転がる」、「ゆるむ」といったデメリットがなく、ボクが登山のお箸に求めた条件をすべて満たしており、非常に気に入って愛用しています。
こちらではキャプテンスタッグの『SHIKA-BASHI(しかばし)ジョイント式携帯箸』のレビューを紹介します。
いろんなアウトドア用お箸がある中でもSHIKA-BASHIは後発ですが、安心の日本製のしっかりしたお箸なのでおすすめです。
ダイソー「ステンレス箸(セパレート)」
登山に行くようになって、当初は割りばしを使っていましたが、山専用のお箸が欲しくなり、ダイソーで見つけた、「ステンレス箸(セパレート)」を使っていました。
ダイソー「ステンレス箸(セパレート)」の公式ネットストアはこちら
これは分割できて、軽くて、なにより安いので、悪くはなかったのですが、何度か使っていると、
- ネジが食べている途中でゆるんでくる
- 収納ケースがない
- 口に入れる部分は金属製はイヤ
といったデメリットを感じてきたので、理想の山で使えるお箸をさがし始めました。
アウトドア用お箸に求めた条件
ダイソーの分割箸を使って感じたデメリットから、ボクが山でのお箸に求めた条件は
- 折りたたみ(分割)式
- ネジがゆるんでこない分割式
- 丸ではなく角で転がらない
- 口に当たる部分は木製
- 収納ケース付き
の上記5点でした。
折りたたみ(分割)式
登山では、制限された荷物の量・スペースから、半分の長さできる折りたたみ(分割)式の箸だと、収納する場所を選ばないので、ボク中で必須条件でした。
ネジがゆるんでこない分割式
分割できるお箸の多くが、ネジ式による分割・接続になっています。
しかしネジ式のお箸は使って食事をしていると、ゆるんでくることがあり、グラグラしてきて食べている途中でネジを締め直すのですが、これがストレスだったので、ネジが緩まない、あるいはネジ式ではない分割箸が条件でした。
丸ではなく角で転がらない
丸い形状のお箸だと、カップ麺の上やベンチに置いて、転がって地面に落ちると、ショックで非常にストレスです。
転がらないためには四角形や六角形など角状のものが条件でした。
口に当たる部分は木製
お箸全体がステンレス、あるいはチタン製というお箸も出ています。
チタンは非常に軽量ですが、金属製の箸ってなんか味気なく感じたので、完全な個人的好みになりますが、お箸全体が、あるいは口に入れる部分は温かみのある木製が良かったです。
そんな繊細なタイプではないのですが、口に当たる部分は木製、は譲れない条件でした。
収納ケース付き
やっぱり口に入れるものなので、専用の収納ケースは必須条件です。
ケースがあれが、食べる直前に取り出したり、箸置きとしても使え、地面に落とす確率も減らせます。
分割式の箸をいろいろ探してみたところ、キャプテンスタッグの『SHIKA-BASHI』は、この上記の条件を全て満たすお箸でした。
SHIKA-BASHI のスペック
製品サイズ(使用時) | 長さ20.5cm |
製品サイズ(収納時) | 長さ12cm |
製品サイズ(収納ケース) | 42×135mm |
収納サイズ(約) | 42×135×厚さ12mm |
重量(約) | セット重量:20g |
材質(品質) | 箸先部:黒壇(漆塗装)、持手部:ステンレス鋼 収納ケース:ポリエステル |
原産国 | 日本 |
セット内容はお箸本体と収納袋のみになります。
SHIKA-BASHIは使用時の伸ばした状態で20.5cmになります。
手の大きな方には少し小さく感じるかもしれません。
太さは6.5mmと細めな作りですが、ボクにはちょうどいい持ち心地です。
収納すると12cmと本当にコンパクトです。
収納袋には余裕で入りますので、袋はもっとコンパクトでもいいぐらいです。
収納袋の白黒「鹿番長」ロゴがかっこいいですね。
メーカー希望小売価格は3,300円になりますが、Amazonでは2,000円前後で販売されており、分割できるアウトドア箸としては、かなりリーズナブルで、コスパの高いお箸になります。
SHIKA-BASHI の特徴
組み立て方法
使用時の伸ばし方と、分割の仕方は簡単です。
スポっと抜いて、挿しこむだけです。
挿しこみ口はぴっちり精密に作られていて、ゆるみはまったくありません。
引き抜くとき、卒業証書の筒みたいに「ポンッ」と音がするぐらい全くすき間がありません。
これなら、ネジ式のように、ゆるんでくる心配もありません。
持ち手部分が四角なので、転がらない
持ち手部分はRの効いたゆるい四角形なので、テーブルに置いても、コロコロ転がりません。
いろいろ探したところ、分割できる箸は丸型が多く、四角形がほとんどありませんでした。
SHKA-BASHIは山でもキャンプでも、転がって地面に落とす心配がありません。
黒檀漆塗りの箸先
箸先は黒檀に漆塗りがされていて、高級感ががあります。
漆塗りされていますが、ツルツルではなく、微細な凹凸が付いているのですべり止めの効果もありそうです。
細すぎず太すぎずで、小さなものでもつかみやすく、味気ない金属ではなく、木製なので口当たりもいい感じです。
麺もきっちりつかめます。
洗う時の注意
漆塗りがされているので、食器洗い乾燥機は使用不可になります。
使用後は手洗いしましょう。
手洗いするときはジョイントを挿しこんで、伸ばした使用状態で洗うと洗いやすいです。
持ち手部分は空洞になっていますが、ジョイント部分はぴっちりすき間がないので、持ち手部分に水が入る心配もありません。
また使用後にそのまま箸先部を収納すると、空洞部分に汚れが詰まってしまう恐れがあります。
持ち手部分の空洞に汚れが詰まると、取り除くのはかなりめんどくさいので、しっかり汚れをふき取ってから収納することをおすすめします。
まとめ
キャプテンスタッグのSHIKA-BASHIは理想のアウトドアお箸です。
- 分割できてコンパクトになる
- 分割がネジではなくジョイント方式なので緩むことがない
- 四角形なので転がることがない
- 箸先は木製、黒檀を漆塗りなので高級感あり口当たりがいい
- 専用収納袋付き
- 実売2,000円ほどでリーズナブルでコスパが高い
さすがはアウトドア用品のコスパ王、キャプテンスタッグさんです。
キャンプでもおすすめですが、特に収納性がいいので、山に持って行くには最適なお箸で、おすすめです。
ありがとうございました。
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