楽天モバイルで使える、中学生向けコスパのいいスマホ機種の選び方 中学生の娘のスマホ選び

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中学生スマホ選び アイキャッチ スマホ
中学生スマホ選び アイキャッチ

こんにちは、『依存症注意報』管理人の「みらはつ」です。

中学生の娘が、「新しいスマホがほしい」と言い出し、「どうしよう誕生日もまだ先だけど・・」とちょっと躊躇しましたが、最近協力的にお手伝いもよくしてくれていたので、買ってあげることにしました。

今回は、昨年1年間無料のキャンペーンで自分用に契約した楽天モバイル Rakuten UN-LIMIT VIのSIを娘に提供して、楽天モバイルで使える娘にぴったりなスマホを選びました。

スマホの機種選びってどこを見て選んでいいか、わからないってことありませんか?

こちらの記事では、楽天モバイルで使える、中学生向けのコスパのいいスマホ、の選び方を紹介します。

具体的にスペックを見て、20,000円ぐらいで買えるけっこう使えるスマホの選び方が分かるようになります。

もちろん大人のかた向けのスマホ選びにも使えますので参考にしてみてください。

娘がスマホに望むこと おもな使い道は?

これまで娘が使ってきたスマホは奥さんのお下がりの、HUAWEI P9 lite

2016年のモデルなので、かれこれ5年落ちのモデルです。

古いモデルのため、ストレージ容量は少なく、動作ももっさりして、バッテリーもへたっていて充電もすぐなくなって、かなり使いにくそうでした。

また挿しているSIMが楽天モバイルの「データSIM ベーシック SMSプラン」という、電話番号はあるけど4G回線の使えないSIMのため、Wi-Fiのある家の中ではいいですが、外では低速回線しか使えないのでストレスになっていたようです。

娘に今のスマホのアカンとこは?と聞くと以下の不満が出てきました。

  • 動きが遅い
  • 新しくアプリが入れようとすると容量オーバーと表示が出る
  • バッテリーの持ちが悪い
  • カメラがきれいじゃない

また普段スマホでよく使うことは?、次のとおりでした。

  • 動画 (YouTube
  • SNS (LINE・Instagram・Twitter
  • ゲーム (ツイステ・など)

やはり5年前のスマホだと基本スペックが低く、ごりごりに使っているわけでもないのに、日常使用に支障が出るレベルのようです。

上記の不満を解消する、娘の求めているスマホは

  • サクサク動く
  • ストレージ容量が大きい
  • 大容量バッテリー
  • 高画質カメラ

ということになります。

まあ、5年前のスマホだとそうなりますよね・・・。

親が娘のスマホに望むこと

買ってあげる親としては、娘のスマホに望むことはシンプルです。

  • 少しでも安い方がうれしい
  • 気に入って長く使ってほしい
  • 楽天モバイル対応機種

やはり少しでも安く済んでくれるとありがたいです。

今回は奥さんと相談して20,000円ぐらいまでと予算を決めました。

せっかく買うなら気に入って3年(できたら高校卒業まで)は使ってもらいたいところです。

また楽天モバイル Rakuten UN-LIMIT VIは、外でガシガシ使わなければ非常に魅力的な料金プランです。

なんせ1ヶ月のデータ使用量が、~1GBまでなら0円(これはあまり現実的じゃない)、~3GBまでなら1,078円と、かなりお得な料金プランなのです。

楽天モバイル Rakuten UN-LIMIT VI 料金プランの詳細

中学生向けおすすめ機種を選ぶポイント

今回娘の要望を、具体的なスマホのスペックに当てはめると次のようになります。

  • サクサク動く ⇒ 性能のいいCPU Snapdragon 600番台以上メモリ4GB以上
  • ストレージ容量が大きい ⇒ ストレージ(ROM)64GB以上
  • 大容量バッテリー ⇒ 4,000mAh以上
  • きれいに撮れる高画質カメラ ⇒ メインカメラ1,600万画素以上 複数レンズカメラ

CPUとRAM

スマホがサクサク動くには、パソコンと同様ハイスペックなCPUと、容量の大きなメモリRAM)が必要です。

CPU(正確にはSoC)は人間でいう脳にあたり、メモリ(RAM)は作業スペースの広さになります。

CPUはAndroidスマホだと、たいがいQualcomm(クアルコム)というアメリカのメーカーのSnapdragon(スナップドラゴン、略してスナドラ)というシリーズが内蔵されています。

このSnapdragonのうしろに表示される数字が大きくなればなるほどハイスペックとなり、だいたい600番台より大きければ快適にサクサクスマホが動いてくれます。

またメモリ(RAM)が小さいこともスマホの挙動が遅くなる原因になります。

メモリが少ないと特に複数のアプリを起動していると、フリーズしてしまうこともあります

低スペックなスマホや、ひと昔前のスマホだと2GBほどでしたが、今は4GB以上が主流になっています。

なので今回はCPUSnapdragon 600番台以上メモリ4GB以上を選んでおけば、サクサク快適に使えます。

ストレージ容量

スマホのデータの入る容量のことです。

こちらもメモリになりますが、RAMと区別するため、ROMストレージといいます。

ストレージ容量が大きいと、たくさんの写真や音楽やアプリをスマホ本体に入れることができます。

娘が使っていたスマホはストレージ容量が16GBしかなく、15GB以上使っていたので何か新しいアプリをインストールしようとするとインストールできず、すでにあるアプリを何かアンインストールしなければなりませんでした。

最近のスマホはかなり大容量ストレージのスマホもありますが、64GB以上を選んでmicroSDも併用しておけば、そうそうストレージ不足になることもありません。

大容量バッテリー

バッテリーがすぐ減ってしまい、充電のことを考えながらスマホを操作することはストレスになりますよね。

バッテリーは使っていくと劣化してくるので、購入したばかりのときから比べるとバッテリーの持ちが悪くなっていきます。

娘はバッテリーがすぐなくなるので、出かけるとき、よくボクからモバイルバッテリーを借りていきました。

最近は大容量バッテリーのスマホもかなり増えてきており、中にはひと昔前の約2倍以上の6000mAhなんてモデルもありますが、4000mAh以上を選んでおけば楽に1日以上は持ちます。

高画質カメラ

スマホカメラの進化も著しいです。

高画質の指標になる画素数はどんどん大きくなってきています。

が、画素数は大きけりゃいいというものでもありません

画素数が大きいと、撮った写真の1枚当たりの容量も大きくなり、その分ストレージの占める割合も増えるので、ストレージ容量不足になるのも早くなります。

1億画素を超えるモデルも出ていますが、そこまで写真を拡大することもないのなら、1600万画素以上を目安に選びましょう。

そして最近は背面のメインカメラの画素数だけでなく、前面のインカメラの画素数も上がってきています。

中学生なので友人との自撮りすることも想定して、インカメラの画素数もチェックしました。

また最近のスマホのカメラは、複数のレンズを内蔵しているモデルが増えています。

写真にそこまでこだわらないのなら、必ずしも必要ないとは思いますが、あったらあったで今後こだわりの写真を撮るようになるかもしれませんので、複数レンズがあるものを選びました。

ボク自身使っていて広角レンズは重宝していますので、そのうち便利、と思ってくれるかもしれません。

楽天モバイルが使える、中学生向けおすすめ機種の選び方

スマホを選ぶポイント(スペック)が決まっても、どうやって数多く発売されているスマホのスペックをチェックしていけばいいのでしょうか。

こういう時は価格.comを使います。

価格.com スマートフォン スペック検索

価格.comとはパソコンや家電製品から、ファッション、食品、自動車、金融とありとあらゆる製品・サービスを、販売価格やクチコミ情報、ランキングなど、複数の視点から比較・検討できるサイトですね。

発売中のスマートフォンを、細かくスペックを指定して検索できます。

価格.comのスマートフォン・携帯電話カテゴリートップ画面の下の方に行くと、「スマートフォン スペック検索」という数値や機能を選択できる画面があります。

ココの右下のスマートフォン スペック検索をクリックすると、より詳細な検索ができる画面に移動します。

価格.com スマートフォン スペック検索はこちら

詳細なスペック検索画面に移動したら、上記で選んだスペックを選択していきます。

【○○以上】のスペックを検索する場合は○○ ~ ○○の左側に数値を入れてください。

スペック検索ではかなり細かく選択はできますが、CPU金額の選択がありませんので、検索結果が出てから確認していきます。

他にも希望の機能などがあればここで選択しておきます。

娘はワイヤレスイヤホンを持っていないので、イヤホンジャックに✓をいれました。

またほかの携帯会社で販売されているスマートフォンが該当しないように、SIMフリーにも✓を入れておきます。

検索すると、60件の該当が出てきました。

CPUはこの赤でマークしたところになります。Snapdragonが並んでいますね。

各機種の金額とCPUを確認しながら、よさそうな機種があったら、左端の□に✓を入れていきます。

✓を入れ【詳しく比較する】をクリックすると、✓したものだけをより詳しく比較することができます。

金額は1点1点機種ごとに詳細を開いて確認するしかありません。

25,000円までのモデルに✓を入れて【詳しく比較する】と次のように9件になりました。

25,000円以下のモデルの内容はこちら

楽天モバイル ご利用製品の対応状況確認

この9機種の中から楽天モバイルで使えるモデルを調べていきます。

楽天モバイルのホームページにあるご利用製品の対応状況確認のページから確認してきます。

楽天モバイル ご利用製品の対応状況確認はこちら

ご利用製品の対応状況確認のページの中段あたりにある、選択肢から選んで調べるからスマートフォンをクリックします。

スマートフォンメーカーの一覧が出てきますので、メーカーを選択し、次に購入元の選択になりますのでその他(SIMフリースマホ)を選択します。

次に機種名を一覧になるので、機種を選択します。

ただし、こちらではすべての機種が掲載されているわけではありません。

楽天モバイルも全ての機種の対応状況を確認しているわけではないので、こちらに掲載のない機種で楽天モバイルを使う際は当然ながら自己責任となります。

機種を選択すると、製品の対応状況が確認できます。

こちらの機種だと一部の機能が使えないことが分かります。

まあすべての機能が使えなくても、

  • 4Gデータ通信
  • 通話
  • SMS(楽天回線)
  • SMS(パートナー回線)

が使えれば、電話やモバイル4G回線は使えるので、日常で電話通話やネット回線を使うには大きな支障はありません。

上記の機種だと

  • ETWS(緊急地震速報、津波警報の受信などの機能)
  • 110/119通話などでの高精度な位置情報測位(緊急通報を発信した際、接続先の警察や消防などに、発信した場所情報を自動通知する機能)

が使えませんが、めったに使われない機能なので、なくてもいいや、という方はこちらの機種でも問題ありません。

しかし今回は娘の機種選びなので、万が一に備えて、全ての機能が使える機種を選ぶことにします。

上記の価格.comで該当した9機種の対応状況は以下のとおりでした。

メーカーモデル4Gデータ通信通話SMS(楽天回線)SMS(パートナー回線)APN自動設定 海外/国内ETWS10/119通話などでの高精度な位置情報測位
MOTOROLAmoto g30掲載なし掲載なし掲載なし掲載なし掲載なし掲載なし掲載なし
MOTOROLAmoto e7掲載なし掲載なし掲載なし掲載なし掲載なし掲載なし掲載なし
XiaomiRedmi 9T
OPPOOPPO A73
MOTOROLAmoto g9 play掲載なし掲載なし掲載なし掲載なし掲載なし掲載なし掲載なし
TCLTCL 10 Lite
HUAWEIHUAWEI P40 lite E
XiaomiRedmi Note 9S
TCLTCL 10 Pro掲載なし掲載なし掲載なし掲載なし掲載なし掲載なし掲載なし

9機種のうちすべての機能が使えたのは

  • OPPO A73
  • Xiaomi Redmi Note 9S

の2機種のみでした。

最終選別

最終的に上記の2機種を比較してみました。

価格.com
最安価格
CPURAMストレージ容量バッテリー容量背面カメラ画素数前面カメラ画素数
OPPO A73¥17,943Snapdragon 662 SDM6624GB64GB4000 mAh1600万画素1600万画素
Xiaomi
Redmi Note 9S
¥24,449Snapdragon 720G4GB64GB5020 mAh4800万画素1600万画素

もちろん希望のスペックはすべて満たしていますが、スペックに微妙に違いはあります。

Xiaomi Redmi Note 9Sの方が、バッテリー容量は大きく、カメラの画素数もスペックは上ですが、金額も高くなります。

さらにサイズと重量、そしてディスプレィも比較してみました。

重量サイズ画面サイズパネル種類
OPPO A73162 g72.9×159.8×7.45 mm6.44 インチ有機ELディスプレィ
Xiaomi
Redmi Note 9S
209 g76.68×165.75×8.8 mm6.67 インチ液晶ディスプレイ

Xiaomi Redmi Note 9Sの方が画面サイズが大きく、その分全体のサイズも大きく厚みもあり、重量も重くなっていますが、ディスプレィはOPPO A73の方が画質がよくハイグレードなモデルに採用される有機ELディスプレィを採用しています。

ボクだと大きい画面の方がいいのですが、そこは娘に聞くと「軽くて持ちやすくて、画面がきれいな方がいい」というので、OPPO A73に決めました。

OPPO A73を購入

購入は、楽天市場で楽天スーパーセールを狙ってポイント大幅アップし、実質価格.com最安値を下回って購入することができました。

OPPO A73はスマホカバーも付属していましたが、スマホ本体の購入と同時に、娘が気に入ったスマホカバーとmicroSDカードも一緒に買ってあげました。

またこちらのモデル、保護フィルムは最初から貼ってあります。これは助かりました。

他に付属品として

  • 充電用ACアダプター
  • Type-C USBケーブル
  • イヤホン
  • SIMカードスロットピン

と付属品は充実しており、microSDも前のスマホのものをそのまま使うのであれば、何も買わなくてもそのまま使えます。

初期設定からスマホの引っ越しまですべて済ませて渡してあげました。

今ではすっかり気に入ってくれて、前の機種以上に使いこなしてくれています。

まとめ

スマホの機種選びは、今のスマホの不満点を挙げて、その不満点を改善できるスペックのスマホを選ぶようにすると、ストレスなく新しい機種になじむことができます。

そのためにも、今使っているスマホのスペックを把握しておりましょう。

そのスペックと同等、もしくはそれ以上のスペックを選ぶようにしてください。

ぜひ参考にして、自分にぴったりなスマホやお子さんのスマホ選びに活用してみてはいかがでしょうか。

また楽天モバイルは使ったデータ量で料金が変わる以外にも、アプリを使って電話をかけると電話料金がかからないというメリットもあります。

楽天モバイルは、今はまだアンテナの数が少なく、使えない地域も多いですが、すごい勢いでアンテナは増えていっています。

これからもっと飛躍していく携帯会社ですので、使い勝手もどんどん良くなってくると思います。

ありがとうございました。

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