こんにちは『依存症注意報』管理人の「みらはつ」です。
楽天モバイルの通話アプリ『Rakuten Link (楽天リンク)』は無料で電話かけ放題の便利なアプリですが、通常の設定ままだとスマートウォッチに着信通知がきません。
せっかく、手元でリアルタイムに電話着信を確認できるスマートウォッチで、電話の取り逃しを回避できるのに、着信通知が来ないんじゃ意味ありません。
いろいろ調べて試し、Rakuten Linkを使いながらスマートウォッチに電話の通知がくる方法を見つけましたので、紹介します。
簡単な1個の設定変更で、スマートウォッチで電話の着信通知が見れるようになります。
ボクが使っているXiaomi Mi WatchとOPPO Band Styleで試してどちらでも着信通知可能でしたので、他のスマートウォッチでも使える可能性は大なので、ぜひ試してみてください。
そもそもRakuten Linkではムリ
Rakuten Linkを使わずに、スマートフォンに標準でインストールされている電話アプリで着信すると、スマートウォッチにもちゃんと着信通知がきます。
そもそもがRakuten Linkは電話アプリとして認識されていないようなので、Rakuten Linkを通しての着信が通知されません。
だからRakuten Linkを介さず、標準の電話アプリで着信を受ければスマートウォッチで通知を確認できます。
Rakuten Linkを立ち上げずに電話を受信する方法としては、Rakuten Linkからログアウトする方法がありますが、こちらから電話をかける際はRakuten Linkにログインして電話をかけないと電話代がかかってしまいます。
着信を受けるときはログアウト、かけるときはログインってけっこうめんどくさいですよね。
なので、Rakuten Linkをログアウトせずに標準電話アプリで着信を受ける方法を探し見つけました。
Rakuten Linkをログアウトせずに着信通知がくる方法
設定は1個だけです。
設定はスマートフォンの設定画面で行います。
今回ボクはAndroidのOPPO Reno 5Aで行いましたが、スマートフォンの機種によって選択項目名が若干違うかもしれません。
行う設定は、【Rakuten Linkアプリの使用する回線をWi-Fi回線を使わず、モバイルデータ回線のみに設定する】です。
ボクのOPPO Reno 5Aでは全く同じ内容の設定が アプリ管理とモバイルデータ管理からどちらからでも行えました。
設定できれば、どちらからのやり方でも大丈夫です。
一方のやり方でできなければもう一方を試してみてください。
アプリ管理からの設定
スマートフォンの画面で設定方法を解説します。
① スマートフォンの設定画面からアプリ管理を開きます。
② アプリ管理からアプリの一覧を表示するアプリリストを開きます。
③ アプリリストを開くとインストールされているアプリの一覧が表示されますので、一覧からRakuten Link アプリを選択します。
ボクのOPPO Reno 5Aでは『Link』とだけで表示されていました。
④ データ使用管理のできるデータ使用状況を選択します。
⑤ Rakuten Linkの使うデータ使用に制限をかけます。
今回、モバイルデータだけを使用するように設定するので、Wi-Fiを無効にするにチェックを入れます。
設定はこれだけです。
もし機種によって上記のアプリ管理から設定できない場合は、以下のモバイルデータ管理からの設定を試してみてください。
モバイルデータ管理からの設定
モバイルデータ管理からの設定は次のとおりです。
① スマートフォンの設定画面から SIMカードおよびモバイルデータを選択します。
② SIMカードおよびモバイルデータからデータ使用量を選択します。
データ使用量はReno 5Aでは少し下のほうにありました。
③ データ使用量からネットワーク設定のネットワーク権限を選択します。
④ ネットワーク権限を開くとスマホにインストールされているアプリの一覧が表示されますので、Rakuten Linkを選択します。
ボクのOPPO Reno 5Aでは『Link』とだけで表示されていました。
⑤ Linkを開くとRakuten Linkの使う回線を選択できます。
おそらくデフォルトではWi-Fi & モバイルデータにチェックが入っていると思いますので、Wi-Fiを使わないモバイルデータ通信にチェックを入れます。
行う設定は上記2つのどちらかの設定だけでスマートフォンでRakuten Linkを使いながら着信通知を受けられるようになります。
OPPO Band Syale、Xiaomi Mi Watch、どちらにも着信通知がくるようになりました。
注意点
上記の方法でスマートフォンで着信通知を受けれるようになりますが、注意点があります。
Wi-Fi接続だと電話が架けられない
自宅などでスマートフォンをWi-Fiに接続している状態ですと、かかってきた電話に出ることはできますが、Rakuten Linkの設定がモバイルデータ通信のみなのでこちらから電話を架ける場合はWi-Fi接続を切らないと電話を架けることができません。
Wi-Fiを接続した状態で電話を架けようとすると「チャララ」と鳴り電話が切れてしまいます。
またモバイルデータの電波の弱い場所では電話が架かりずらくなったり、電話が途切れがちになりますので、その場合はRakuten Linkの設定をWi-Fiも有効にした方が電話を架けやすくなります。
Rakuten Linkは通話やメッセージのデータ利用量はカウントされない
こちらは注意点ではありませんが、気になるところかもしれないので紹介します。
モバイルデータ通信のみの設定にするとモバイルデータ利用量が気になるところです。
Rakuten Linkを利用した料金プランRakuten UN-LIMIT VIではデータ利用量に応じて料金が変わってきます。
Rakuten Linkを使った通話でのデータ使用量は、1時間おおよそ30~40MBのデータを使用するようです。
しかし、安心してください、楽天モバイルのHPで確認したところ、Rakuten Linkを利用したメッセージの送受信、電話の発着信は、プラン料金を決定するデータ利用量にはカウントされません。
楽天モバイル 公式 Rakuten UN-LIMIT VIに関してのよくある質問はこちら
HPにはっきり明記されていますので、データ利用量を気にせず上記の設定でRakuten Linkで電話を架けることができます。
まとめ
スマートウォッチで、Rakuten Linkを使いながら電話着信通知を受ける設定は非常に簡単です。
スマートフォンの設定画面から 【Rakuten Linkアプリの使用する回線を、Wi-Fi回線を使わず、モバイルデータ回線のみに設定する】ことでスマートウォッチで着信通知を受け取ることができるようになります。
モバイルデータ通信のみの設定にしてもRakuten Linkではデータ利用量はカウントされませんので、データ利用量を気にせず電話を架けることができます。
せっかくの便利なスマートウォッチと無料通話のRakute Linkなので、どうせなら両方便利に使えるように設定してみませんか?
ぜひ試してみてください。
ありがとうございました。
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