こんにちは、管理人の「みらはつ」です。
前回はプロジェクタースクリーンのきれいな張り方を紹介しましたが、今回はカメラの三脚を使ったプロジェクタースタンド(プロジェクター台)の作り方を紹介します。
急造で作ったにしてはしっかりしておりサイドテーブルとしても使えそうなので、キャンプでも活用してみようと思います。
プロジェクター用格安タペストリー型スクリーンを100均用品を使ってきれいにシワなく張る方法も合わせてご覧ください。
VANKYO Leisure 470 を購入
購入したプロジェクターは、低価格ながらAmazonや楽天市場で高いレビュー評価のVANKYO Leisure 470です。
WiFiを介してスマホをワイヤレス接続しスクリーンミラーリングでき簡単に大画面で動画を楽しめます。
またiPhoneなら純正lightningケーブルでAndroidならmicro USBケーブルでの有線接続でもミラーリング可能です。
投影する設置場所
投影は8mで250インチ、3mで90インチ可能で今回購入したスクリーンは80インチですので、スクリーンから約280cm~290cm離さなければなりません。
しかしわが家のリビングはこたつテーブルのため、スクリーンから280cmほどの位置にはプロジェクターを設置できるちょうどいい設置場所がありません。
そこでカメラやビデオカメラの三脚を利用することにしました。
三脚ならスクリーンからの距離も角度も高さも自由自在です。
三脚は15年前に購入したSLIK PRO 200 DX Ⅱを使います。
一眼レフカメラ用の三脚なので安定感は抜群です。
プロジェクターを三脚に固定
プロジェクターには底面に投影角度調整用のネジがあり、そのネジをはずすとネジ穴が、三脚の雲台のカメラネジとぴったり合います。
固定してみますと、ネジ径はぴったりで合うには合うのですが設置面積が小さく、何かの拍子にプロジェクターが落ちないか不安になります。
ならば雲台に板を固定してテーブルにし、そのテーブルにプロジェクターを固定してプロジェクター台にしようと考えました。
三脚を利用したプロジェクタースタンド(プロジェクター台)の作り方
用意したものは
- 1cm厚のベニヤ板(275×215mm)
- W1/4六角ナット
- ステンレスステー
- 木ネジ
- 木片×4(37×18×17mm)
- です。
ベニヤ板、木片は自宅にあった端材を木ネジも自宅にあった20mmのものを使いました。
木製でちょうどいい大きさや厚みのお盆や蓋などあれば代用してもいいでしょう。
強度を考慮すると厚さは1cm以上は必要になります。
六角ナットとステンレスステーのみホームセンターで購入しました。
三脚のカメラネジはほとんどがW1/4径(1/4インチ)で規格が統一されています。
① ベニヤ板にW1/4六角ナットの型を鉛筆でなぞります。
② 鉛筆でなぞった形にアートナイフか彫刻刀、ノミで深さ5mmの穴を彫っていきます。
六角ナットが高さ5mmなので六角ナットがハマる穴を彫ります。
穴は六角ナットが簡単に外れないよう微妙に小さめにします。
③ 穴ができたら穴の内側に瞬間接着剤を塗り六角ナットをハンマーで叩いてはめ込みます。
④ ステンレスステーの穴が、六角ナットのネジ穴にかぶさるように位置を合わせステンレスステーを木ネジで固定します。
万が一六角ナットが板から外れそうになってもステーがナットの落下防止になります。
⑤ ベニヤ板の六角ナットをはめた反対面の四つ角に木片を木ネジで固定します。
完成です!
あとはお好みで紙やすりで磨いたり、ニスを塗ったりしてもいいでしょう。
三脚に取り付けてみると、安定感もありいい感じです。
プロジェクターを載せてみると、ぴったりです。
四つ角の木片の隙間はそれぞれプロジェクターのサイズより小さくしたので、ストッパーになり多少の傾斜ならプロジェクターは落ちません。
さらに落下防止のためゴムバンドで固定します。
六角ナットのかわりにカメラネジアダプターでもOK
今回のDIYの過程で一番難しいのは六角ナットの穴を彫ることになります。
うまく彫るのに自信がない方や彫刻刀やアートナイフがない方にはカメラネジアダプターをお勧めします。
こちらだとドリルで8mmの穴を開けて、コインでネジアダプターを埋め込むことで1/4インチのネジ穴を作れます。
まとめ
今回新たに購入したのは六角ナットとステーだけだったのでコストは250円ほどでした。
製作時間はおよそ30分ほどで完成しました。
プロジェクターを三脚に据えることでスクリーンへの微妙な投影位置や角度を調整可能となりました。
また作ってみると思った以上に安定感のあるテーブルでしたので、ちょっとしたサイドテーブルとしても使えそうです。
キャンプに持って行ってサイドテーブルとして使ったり、アウトドアでのプロジェクター投影にも活用してみたいと思います。
ありがとうございました。
※試される際はくれぐれも落下防止に気を付けて自己責任でお願いいたします。※
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